10月18日(月)にクレタパブリッシング社から発売された「昭和40年男増刊 燃える闘魂 アントニオ猪木」サブタイトルが「1972-1988昭和新日激闘史」
価格は1,280円(税込)と少々高いが、写真もいいし、読み応えがあったので書店で見かけて即購入。
インタビュー記事は2本、レスラーと目撃者の証言というべきもの
・愛弟子が語るアントニオ猪木(髙田延彦)
・実況席から見た全盛期のアントニオ猪木。(舟橋慶一)
対談は2本、レスラーと目撃者の回顧録
・昭和プロレスと猪木イズム プロレス黄金時代を語る(藤波辰爾 vs. 初代タイガーマスク)
・アントニオ猪木とは何か? それを考えることがプロレスだ。(ターザン山本 × 柳澤 健)
あれっと思ったのが、ターザン山本「猪木Vs小林の大物日本人対決というタブーをやった後、猪木&坂口Vsルー・テーズ&カール・ゴッチという超本格派でストロングスタイルの象徴のような人を持ってくることで、猪木イズムを持ち上げて、馬場のアメリカンプロレスを風化させようとした。」
猪木Vs小林が昭和49年3月19日、猪木&坂口Vsルー・テーズ&カール・ゴッチの世界最強タッグ戦が昭和48年10月6日なので、ターザン山本の言いたいことはわかるが、時系列が逆。
編集部、チェック機能は働かなかったのか、面白かったからそのまま載せた、ターザン山本には言えなかったのか、このあたりはプロレス的思考が働きましたね(笑)
クレタパブリッシング社はよく知りませんが、昭和40年男とは、1965年に生まれた男とか、、、
新日本プロレス設立前夜の昭和46年~昭和63年まで、各年のコメンテーターは概ね適任で昭和プロレス満載でしたね。
いい写真、東スポ提供が多くみかけられ、よくぞ残してくれましたね。
日本プロレス時代
デビュー頃の藤波選手のドロップキック
1971(昭和46)年:アントニオ猪木が日本プロレスから除名。
MC:藤波辰爾
1972年:“神様” カール・ゴッチ戦で見せたストロングスタイルの真髄。
MC:斎藤文彦
1973年:革命戦士の偉大なる第一歩 プロレス維新の始まり。
MC「真説・長州力」著者田崎健太
1974年:昭和の巌流島決戦を制し猪木時代の幕開け。
MC「東スポ記者」門馬忠雄
1975(昭和50)年:“実力世界一” を賭けた珠玉の闘い。
MC:宮戸優光、中一のとき観たロビンソン戦
1976年:人生をかけて挑んだ絶対に負けられない試合。
MC:藤原喜明、鈴木みのる
1976年:伝説の一族が仕組んだ猪木パキスタンの決闘。
MC:柳澤 健
1977年:後のプロレス・格闘技界に多大な影響を与えた名勝負。
MC:那嵯涼介(晩年のローラン・ボックとモンスターマンを探してインタビューした格闘技史研究家)
1978年:シュツットガルトの惨劇至近距離から見た真実。
MC:藤原喜明
1978年:日本中を熱狂させたドラゴンブーム到来。
MC:藤波辰爾
1979年:世界を変えたWWFとの蜜月関係。
ありゃ、目次ではP82なのに1979年が欠落
藤波選手がMSGでWWWFジュニア奪取したのが1978年の1月だったので、1978年と一緒になっていて、プロレス的なアバウトさでしたねwww
1980年:ウエスタン・ラリアットを武器に猪木と闘うことで化けた不沈艦。
MC:斎藤文彦
1981年:“はぐれ国際軍団” となった男たちの生き様。
MC:流智美登場、国際プロレスについての解説は適任
1982年:新日で覚醒したハルク・ホーガン。
MC:斎藤文彦
1983年:猪木世界制覇への期待を裏切った衝撃試合の裏側。
MC:ターザン山本
1984年:6.14 暴動が呼び起こした長州の新日離脱。
MC:ターザン山本
1985(昭和60)年:猪木と超獣ブロディ、運命の邂逅。
MC:ターザン山本
1986年:猪木と前田日明による危険なイデオロギー闘争。
MC:藤波辰爾、ターザン山本
1987年:猪木時代とゴールデンタイムテレビ放送の終焉。
MC:藤波辰爾、ターザン山本
1988(昭和63)年:感動の師弟対決は昭和プロレス “最終回”。
MC:藤波辰爾
広告にあったチャンピオンベルトレプリカ
インターが欲しいが1本22万円か、、、、
いやぁ、まいったなぁ