ドラゴン藤波全試合さんの「★長州が勝ってたよね！？え？数え唄「藤波・長州シングル対決」全戦績 データを提示します。全30戦」は興味深いデータで、思わずフンコーしましたね！
プロレスの試合結果、ピンフォール、ギブアップ、リングアウト、反則といったところに集約されるのでしょうが、、、、
さらに、ピンフォールで多い試合結果が、体固め
シングルマッチでは、どちらが勝ったのか、概ねはっきりしていて、記録として残る。
ピンフォールの分野で、それ以外には、逆さ押え込み、首固め、回転エビ固め、といったところがあって、ラッキーな勝利って印象づけられる試合結果である。
1982年10月８日の後楽園ホール、長州反逆、「俺はおまえの噛ませ犬ではない」伝説から、藤波辰巳はエリートで長州力は下積みとのイメージもあるが、少し違っていて、藤波は中卒のノンキャリア、長州はオリンピアンの大卒のキャリアなのである。
長州は1973年12月新日本プロレスに入門、1974年８月デビュー、1977年２月に長州力となったが、人気はオーバーしない。
一方、藤波選手はプロレスのたたき上げ職人、鋼のような肉体と思い切った技でトップレスラーへと、、、
そして、後楽園での反逆以前1978～1982のデータ
１ 1978年５月１８日 酒田 ＭＳＧシリーズ公式戦
○藤波（１３分２９秒・回転足折り固め）長州×
２ １１月２１日 小浜 プレ日本選手権リーグ戦
○藤波（１３分４秒・回転足折り固め）長州×
３ 1979年５月２０日 長野 ＭＳＧシリーズ公式戦
○藤波（１５分３５秒・回転足折り固め）長州×
４ 1980年５月２１日 宇都宮 ＭＳＧシリーズ決勝リーグ
○藤波（１４分３９秒・回転足折り固め）長州×
５ 1981年５月３０日 徳島 ＭＳＧシリーズ公式戦
○藤波（５分１５秒・回転足折り固め）長州×
６ 1982年３月１７日 岐阜 ＭＳＧシリーズ公式リーグ戦
○藤波（９分５秒・エビ固め）長州×
国内での全６戦はすべて藤波選手の勝利
うち５勝のフィニッシュが回転足折り固め
１勝はエビ固めなのである。
気になるエビ固め！！！
回転足折り固めは、カール・ゴッチ直伝！のジャパニーズ・レッグ・クラッチホールド
これはアマチュアレスリングでは決して見られない技である(笑)
長州のプライドを傷つけることなく、藤波選手の職人技を魅せるといったフィニッシュだった！！！
「名勝負数え唄」の時代
1982年10月22日 広島・広島県立体育館
× 藤波（２０分３４秒・無効試合）長州×
11月４日 東京・蔵前国技館（ＷＷＦインター選手権）
○藤波（１２分８秒・反則勝ち）長州×
1983年４月３日 東京・蔵前国技館（ＷＷＦインター選手権）・６０分１本勝負
○長州（１６分３９秒・体固め）藤波×
４月２１日 東京・蔵前国技館（ＷＷＦインター選手権）
○長州（１３分７秒・リングアウト）藤波×
７月７日 大阪・大阪府立体育会館（ＷＷＦインター選手権）
○長州（１６分２９秒・反則勝ち）藤波×
８月４日 東京・蔵前国技館（WWFインター選手権）
○藤波（１９分２４秒・リングアウト）長州×
９月２日 福岡・福岡スポーツセンター（ＷＷＦインター選手権）
△藤波（１２分５１秒・両者リングアウト）長州△
９月２１日 大阪・大阪府立体育会館
△藤波（１８分４７秒・両者リングアウト）長州△
１９８４年２月３日 札幌中島スポーツセンター
試合不成立 藤波（試合不成立）長州
６月１０日 静岡・静岡産業館 ＩＷＧＰ公式戦
○長州（１４分４２秒・リングアウト）藤波×
７月５日 大阪・大阪府立体育会館
〇藤波（９分４６秒・反則勝ち）長州×
７月２０日 北海道・札幌中島体育センター（ＷＷＦインター選手権）
〇藤波（１５分８秒・体固め）長州×
いわゆる「名勝負数え唄」はここまで、
シングル全１１試合。藤波の４勝４敗２引き分け１無効試合（そして１試合不成立）
勝ち負けで言うと完全に５分と５分。
蔵前とでの長州のラリア―トからの体固め、
札幌での藤波選手の体固め、フィニッシュは忘れてしまったが、きちんと返して、これで藤波長州は同格になったのでしょうね、、、
いやぁ、まいったなぁ～
データからは真実が見えるのかも