映画「キネマの神様」を観に映画館へ行った日、「昭和レコード超画文報1000枚 ~ジャケット愛でて濃いネタ読んで~」をついつい衝動買い。
この本は6月28日発行で、以前書店でみかけたとき、手にとってはみたものの、昭和歌謡に関する本は沢山持っていのでスルー。
やっぱり、昭和歌謡には弱いんだなぁ、これが、、、
なぜスルーしたかというと、レコードジャケット写真がトリミングされておらず、フローリングの床?が写っているからである。
ちなみに、拙者のブログの写真、トリミングせずに床などが写っているので人様のことは言えない(笑)
ですが、これには理由があって、著作権などの問題を回避するため、一般人が家でみていて「こんなんありました~ん~」っていう感じで、画質も雑にしているのでごじゃる。
めんどくさいって、いうのもあるのですがwww
ただし、プロとして出版するのなら、そこんとこはちゃんとして欲しいなぁって思っていたら、、
密林の感想にも同種の意見がありましたね。
・限られた誌面に沢山載せたい気持ちはわかりますが写真が小さすぎ。それなのに写真周りに無駄な背景があってジャケット写真がさらに小さくなってます。ジャケット愛が全く無しで悲しくなります。
また、コメントもマニアなら知っているエピソードが多いので、手厳しい意見もありましたね。
・紹介されている文章の大半が、ウイキペディアに書かれているような記述が多く「あれ?」と思うような内容も散見されます。ウイキペディアは確かに便利ですが、全部が正しいわけではありません。
素人の私でも知っている内容がたくさん書かれていまして、これじゃ出版しても意味がないなあと思いました
さらに怒っているジュリー女子もいましたね、、、
・ジュリーの♪巴里にひとり→「やや女々しい内容」・・・私は「女々しい」と思ったことは一回もありません。
・♪サムライ→「キザ路線の頂点」・・・キザな歌だと思ったことは、一回もありません。
・♪時の過ぎゆくままに→ここでも「キザ」という言葉で解説されていますが、ジュリーはキザなんかじゃありません。いつだって、真剣勝負の、「この一瞬にすべてをかけた人」です。いつだって、必死だった人(今も)に、キザという言葉は失礼ですよ。
こんなとき、映画が大好きだった淀川長冶さんが「どんな映画にもかならずいいところがあるはず」といった映画愛を思い出すのですよぉぉぉぉ
買って実際に眺めてみると、そんなに悪くないし、1500円+税は適正価格。
ところで、チャッピー加藤って、誰やねん(笑)
チャッピーといえば、ワイルドワンズの渡辺茂樹ですが、そこからなのでしょうか、、、
経歴は、1967年(昭和42年)名古屋市生まれ 上智大卒。
現在はニッポン放送で、土曜朝のリクエスト番組「八木亜希子 LOVE & MELODY」やスポーツ番組などを担当。
歌謡曲をこよなく愛し、好きな曲を出た当時のドーナツ盤で聴こうとあれこれ買い集めているうちに、5000枚を突破。部屋が中古レコード店状態に。
ストーンズのベロTシャツを着て、♪恋は邪魔者のシングル盤
なんか同じ匂いがしているので、こっ恥ずかしいwww
一方、高田文夫が、この本を「すごいのを見つけた」って評価、タブレット純が来たからさ、「お前、チャッピー知ってる?」って聞いたら「はい、この間、会いました。チャッピーとは」って。つながっているんだよ。オタク同士で。「はい、よく会いますよ。チャッピー。先生、知らないんですか? チャッピー」って(笑)。「なんだよ、そんな犬ころみたいに」「チャッピー、いますよ。歌謡曲」って(笑)。
チャッピーは昭和42年生なので、1974年(昭和49年)8月生のタブレット純さんと同じように昭和歌謡愛好家としては若いwwww
ですが、タブレット純さんの方がこ~い~
この本、結構こだわりがあって、おたくっぽく、きちんと説明がしているのがいいね、、
七つのネタがあって、気になるのがジュリー+井上堯之バンドのネタ。
といっても、一般ピープルならばともかく、ジュリー女子ならば知っているような噺ですが、、、、
なお、スージー鈴木は、歌謡曲の作曲家で草野球のチームを作るという謎の設定、あいも変わらずクレージーですねwwww
♪巴里にひとり、フランス盤も載っていましたね、、、
マニアならば、レコードのレーベルや内袋や裏面などが気になるので、♪レコードのすべてをみせてほしい~
テンプターズやカップスの噺もいいので、楽しめましたね、、、
ただし、♪エメラルドの伝説のレコードの内袋(当時のアーティストがのっている)がチラッとみえるが、みせてくれない、、、イラッときましたね!
いやぁ、まいったなぁ
とはいうものの、怒っているジュリー女子、そんなに悪気はないと思うので、チャッピーさんを許してあげてくださいねwww