GS(グループ・サウンズ)
もしタイムマシンがあれは、あの時代、1968にいってみたい。
最近では、訃報をきくことが多くなった。
ゴールデン・カップスのドラマーだったマモル・マヌーさんの死、、、
ザ・タイガースのドラマーの瞳みのるさんのブログで知りましたが、GSでオリジナルメンバーが健在なのは、タイガースとヴィレッジ・シンガーズとオックスくらいではないか、、、、
思い出したのは、ザ・ゴールデン・カップスの映画「ワン・モア・タイム」
2004年11月公開の映画は未見でしたが、DVDは購入していたので、引っ張り出してきた。
3枚組、本編は130分の2枚に収められているが、1枚は未発表のインタビュー
ディブ平尾、エディ藩、ルイズルイズ加部、ミッキー吉野とともに、マモル・マヌーさんのインタビューも収録されている。
映画のためのインタビュー、本編に使われなかったものでしょうが、結構長い。
使えるところだけを使おうと思ったのでしょうか、いろんなことを訊いていて、面白かったですね。
以下、どんな話をしていたのか、その概要です
・(他のメンバーとは違って)仕事中は酒を飲まない。
・GSはGSですからね、お客さんを楽しませて、MCをいれて、カップスでは(平尾がMCなので)しゃべらさせてくれなかった。
・楽屋で喧嘩していた、バンドってみんなそうじゃないですか、極端なのはカップスかもしれないが、、
・バンドの宿命じゃないですか、ですからみんな解散する、意見もちがうし、ずっとやっていればマンネリになってくる。
・そういうのをしていないのは、ワイルド・ワンズ、、、ジャガーズ
・最初に抜けたのが(マモルではなく)エディ
・エディと喧嘩したが、殴り合いは1回だけ、川崎のフロリダで演奏中、場内はシーンとしていたが、そのうちやれやれとなって、最後はマネージャーが止めた。(エディとは最近仲良くしているとか)
・当時、カップスは円満に抜けたが、アイ高野との引き継ぎは覚えていない。
・(ソロになって)演歌歌えとか、、僕が歌っても演歌にならない。
・代表作は日本の歌ではない、ZENの頃、(外国の曲を)コピーしても同じには聴こえない。
・最初、日劇にでたときは無反応、人気が出たのはTVにでてから、ライブではヒット曲はメンバーはやらなかった。当時、男性客が7割だったので、長い髪をきいてもうれしくないかと。
・(生番組やライブをとばしたのは)不良ではなく、ルーズ、仕事を大切にはしていなかった。
・解散の予兆はあった、2枚目の「愛する君」はそんなに売れなかった。
・僕は誇りをもっている、やっててよかった、メジャーじゃないが、なかなかいいバンドだった、ルーズさがよかった。
そうだ、この映画では、ザ・ゴールデン・カップスの当時や再結成時の映像だけでなく、カップスゆかりの人達へのインタビューも収録されていて、清志郎さん、井上堯之さん、内田裕也さん、ムッシュかまやつにショーケン兄さんも、、、
そういえば、ディブ平尾さんも、、
Back to 1968(昭和43年、明治100年)
この年のザ・タイガース、君だけに~青い鳥まで、シングル5枚リリース!
カップスも、4月に「長い髪の少女、9月に「愛する君に」、12月に「過ぎ去りし恋」で、オリコンチャートでは、14位、13位、89位
♪愛する君にはなかなかの名曲で、今年4月に中止となった大阪新歌舞伎座のライブ、ミッキー吉野さんの代演予定だったマモルさんのボーカルで聴きたかったなぁ、、、、、合掌!