大阪布施の映画館のラストショーは映画への愛に満ちている | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

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グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 朝日新聞の2月24日号で知った「布施ラインシネマ今月末閉館」の記事。

 同館によれば「1933年の映画事業開業から87年間に渡るご愛顧、誠に有難うございました。感謝を込めまして87本の名作を揃えました。最後までごゆっくりお楽しみください。」で閉館の理由について「昨今の経済動向におきまして、今後の運営環境は、益々激しくなる社会変化と対峙していく必要がございます。しかしその見通しは非常に不透明であり、一層の厳しさを増していくものと思われます。そのため様々な勘案を致しました結果、大変遺憾ではございますが、この度、閉館という運営方針の転換に至った次第でございます。」とのこと。

 

 布施の映画館には観に行ったことはないが、地元の映画館や京一会館、大毎地下劇場、戎橋劇場、大劇名画座などなじみの映画館の閉館を知っているので、そういったニュースをきくとやはり寂しい。

 

 布施といえば、つんくの街、晃成ショー劇場があって、去年の3月「大阪の布施晃星ショー劇場なう、昭和の香りが漂っているつんく♂の故郷の歓楽街に残っていた!」で初めて訪れましたが、昭和の香りが漂っている街なのです。

 

 布施ラインシネマラストショー、221()229()までのラインアップには、映画愛が満ち溢れている。

 

 羅生門(1950)、山椒大夫(1954年)、幕末太陽傳(1957年)、旗本退屈男(1958年)昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年)

 

 まぼろしの市街戦(1967年)、暗殺の森(1970年)、スティング(1973年)、イレイザー・ヘッド(1976年)、サスペリア(1977年)、恐怖の報酬(1977年)

 

 愛と青春の旅立ち(1982年)恐怖分子(1986年)、ゼイリブ(1989年)、ニュー・シネマ・パラダイス(1989年)、)きっと、うまくいく(2009年)、この空の花 長岡花火物語(2012年)、ヒッチコック/トリュフォー(2015年)、ラ・ラ・ランド(2017年)、日日是好日(2018年)、ロケットマン(2019年)、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)、イエスタデイ(2019年)

 

 海外特派員(1940年)、逃走迷路(1942年)、勝手にしやがれ(1960年)、8 1/21963年)、気狂いピエロ(1965年)

 

 ファンタスティック・プラネット(1973年)、アリス(ヤン・シュバンクマイエル)(1988年)、グラン・ブルー 完全版(1988年)、恋する惑星(1994年)、花様年華(2000年)

 

 まだ観たことはない映画もあるが、何回も観たことがあってもう一度映画館で観たい映画もあったので、ラストショーには立ち会いたいなぁと思っていましたが、、、