房仙会の青木美保です。

1月22日(日)は、山形県米沢市の上杉伯爵邸で、福田房仙先生による雪上揮毫が開催されました。
雪の上に筆で書く!
こういうことを思いつき、実行するのが我が師匠のすごいところで、今回はコロナ禍の影響で3年ぶりの4回目です。

揮毫前日の1月21日(土)は、朝から米沢校の生徒を中心に全国から有志が集まり準備開始です。
房仙会のイベント準備のすごいところは、大枠の役割分担だけで、それぞれが先生とリーダーの主旨を汲み、必要なことを行い、手が空けば他の人を手伝いと、決めてもらわないと動けないという人や、決められたことだけをするという人がいないこと。
困ってまーす!とか、助けて~!とか言えば、必ず誰かが助けてくれるし、年齢や職業、経験が様々な人がいるので、書塾の会なのに色々なことができてしまいう素晴らしい会です。

準備は、まず上杉伯爵邸のお庭の雪を掻き、揮毫舞台作りから。
この冬は、一度も除雪をしていないというお庭には雪がこんもり!

 

 

そこを除雪機は慣れた人でないとケガをするからと米沢校リーダーの陽平さんが、舞台の広さを考えながらブイブイと除雪してくれました。

しかも、上杉伯爵邸のお庭は、芝生が敷かれているので、除雪機で芝生を傷めないように雪をかく深さに配慮が必要だそうで、国指定登録有形文化財のお庭に傷をつけられないと、陽平リーダーはとても慎重に除雪していました。これは普段土を耕す仕事の陽平さんでないと出来ないことだなぁと拝見。
私は、大変な思いをしている陽平さんには申し訳ないのですが、テレビでしか見たことがなかった除雪機が雪を飛ばすところを実際に見られて面白かったです(笑)。

 

 


ご参考までに3年前の雪上揮毫のブログです。雪がなかった米沢です(笑)。

同じ1月でお庭の景色が違いすぎます。

 


除雪の後は、皆で雪面を整えていきますが、4回目ともなると経験者も増え、雪国の人のアドバイスもあり、以前よりスムースに進んでいるように感じました。

 

 

 

 

 

 

今回、人生で初めて雪を見るというスリランカ出身のラヴィンドウさんも参加され、スコップで雪をかくのも、スノーダンプでの雪運びも人生初なのに、すぐに要領を覚え、上手にされ、何でもすぐにできるようなる方だなぁと感心いたしました。
この真剣なお顔が、素敵です!

 

 

来てくださるお客様に喜んで頂けるよう、先生が気持ちよく揮毫できるようにと、ただそれだけを思い準備をしていると、なんと予定より早く完了!
みんなの素晴らしいチームワークの賜物!?
色々なところで仲間の活躍があったと思うのですが、毎回のことながら、準備に夢中で写真撮影が少な目です(笑)。

 


夕刻は、前夜祭ということで、陽平リーダーがご昵懇の「新富」さんにて、美味しいお食事と漫才司会(笑)や、歌ったり踊ったり!?、大笑いしてとみんなで大盛り上がり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽平さんの十割蕎麦の打ち立て生蕎麦も特別に出していただいて、乾麺と違うモチモチした食感を堪能させてもらいました(^^)。
...お食事は食い意地が先走り、いつも写真を撮り忘れます(^_^;)。食べ物は、食べるもので撮影するものという意識がない私です(^_^;)

前夜祭のしめは、やはり光孝先生のお話です!光孝先生のお話を伺わないと、終われません(≧▽≦)。
今回は、房仙会の四大イベント
・米沢の雪上揮毫
・東京、鳩居堂での社中展
・京都、壬生寺での移動展
・秋の錬成会
についてお話され、これらイベントで先生のもとに全国の生徒が力を集結することでより成長するということ、まずは年初の米沢で、学び楽しみ記念の日としてほしいという雪上揮毫成功に向けた熱いお言葉でした(^^)。胸アツ!

 

 


(余談)
...イベント終了後から雪かきの筋肉痛がいつ来るだろうと、戦々恐々としていますが、準備の日から5日たった今でも、全く来ません(笑)。
これは、若さの証拠か、はたまた痛むほどの筋肉がもうないということか...ウーム。(笑)

 

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