神戸遠征。
平たい顔族、テルマエ展@神戸市立博物館へゆく(笑)
個人的にはかなり注目の展覧会なのだが、今日もすいてるなあ(^^;)
開場時(9:30)でもこの程度。
展示は2階と3階を使用しているので、かなりスペースに余裕がある。
3階からスタート。入ってすぐのところにいきなりカラカラ帝の胸像(212~217年)。ローマのお風呂ネタにはやっぱしカラカラ帝ははずせない、ということか(爆)
そばにアグリッパの胸像もあった。カラカラ帝のホンマもん大理石胸像に対し、そっちはデッサン用現代モノ石膏像である。
で、なぜここで突如としてアグリッパの胸像が展示されているのか? カラカラ浴場が有名なローマの公衆浴場は、なんと「アグリッパ浴場 by アグリッパ」がその始まりだったのだ!!
アグリッパは中学校の美術のほぼ最初の方でデッサンしたが、「アグリッパ浴場」もちゃんと教えろよ。>美術の野村先生
とまあ、「テルマエ展」なのでいきなり風呂ネタ展示から始まるが、古代ローマ都市の暮らしに関し、「庶民の日常」「娯楽」「饗宴」などのテーマに分け、フレスコ画・ガラス製品・粘土製ランプ、その他(いろいろあって忘れた)が展示されている。
テルマエ・ロマエ目当てで来ると、若干空振りする。
古代ローマの暮らしで要チェックは「炭化したパン」かな。テルマエ展特設ショップでも「炭化したパン」クッションを売っていた。
ガラガラ。のんびり静かに観られてよい。
ローマ時代の浴場の持つ意味や効能、とくに医療・健康面での説明や展示にウエイトが置かれている。
とうぜん、お風呂関係の展示も出て来る。カミソリだ香油入れだ石鹸(として使用していた粉)入れだとか。
そして出ました、カラカラ浴場の復元模型(縮尺1:250)。東京造形大学デザイン学科制作。
ローマのカラカラ浴場「跡」も、3世紀の建造物にしては残っている部分が多いのにはおどろいたが、完全形はこんな感じやったんかと、いろんな角度から覗き込んでしもた。
最後の1/3くらいは日本のお湯文化に関する展示である。
ローマ部分は円柱が立っていたりローマ風だったが、平たい顔族の湯の部分は急に和風になる(再爆)
▲女将が出てきそうな和風旅館風(^^;
日本の温泉の起源や歴史、さまざまな歴史資料の展示は「日本の温泉展」の様相を呈していた。
と思うと、ケロリン洗面器や花王の石鹸の展示など、急に身近になる。
花王さんのチューブ入りシャンプーにはびっくり。ぼーっと観ていたので、最初歯磨き粉かと思った(^^ゞ
この黄色いケロリンの洗面器は特設ショップでも売っていて(その他ケロリン・グッズいろいろあり)、女性3人グループの一人が買っていた。レジでお金払い、手に持っていたのでそのままで帰るのかと思ったら、もらったレジ袋に入れはった。そのんまハダカで持って帰ってほしかったぞ(大爆)
展示室出たところに記念撮影用パネル。だ~れも写真撮ってなかった。
お昼は久しぶり、調べてみたら前回以来10か月ぶりに南京町へ。
すいていた。ふつうに歩けた。雨のせい??
老祥記の行列も7~8人しかいなかったので、ついその後ろに並びそうになった。
どの店にしようかといつも迷うが、今日は民生の向かい側あたりの中国料理・嘉鴻(かほん)さんに決定。
特選飲茶点心セット1,045円も捨てがたがったが、東坡肉に釣られてトンポーローセット1,100円お願いしま~す。飲茶と同じくらい東坡肉も好きなのだ。
フカヒレスープ・トンポーロー丼(麺も可)・四川麻婆豆腐・自家製大根餅・若鳥の唐揚・野菜サラダ・デザート(杏仁豆腐)という構成。
▲どんぶりに大スプーンが無造作に突っ込まれて出て来るところが、中国っぽくてよい。
南京町は観光地ズレしていて、メニュー写真と大違いな客を舐めたような料理を出す店が少なからずあるが、嘉鴻さんはメニュー写真とおりのものが出てきた。真面目です。
そんな見た目に加え、めっちゃ美味いではないか(^^♪
東坡肉が小さかったのと、「フカヒレどこ?」なフカヒレスープあるあるはご愛嬌として、このお店アタリ(^^)v
がっ、食べログの口コミはみんなボロカス(゜o゜) う~む、偶然美味しかっただけなのか??
んで、会計。カード出したら現金かPayPayのみとな。バーコード決済がクレジットカードを超えるとは、えらい時代になったものである。