いやぁ~、暑かった ふだん出勤日は朝夕通勤時以外は一日中ずーっとビルの中(ランチも基本ビル内)なので、今日は熱中症警戒アラート発令中の真昼間の暑さをマジ体感した(^^ゞ
映画の舞台は一国二制度の香港。
中国・香港で起きた文化大革命・六七暴動(←これは知らなかった)・天安門事件を経験し今は香港に住む3人(陳克治、林耀強、楊宇傑)に、2014年の雨傘運動やその後のデモに参加した若者を絡め、実写ドキュンメンタリーと回想映像部分(ただしメイキング映像で)を組み合わせて描いている。
タイトル「憂鬱之島」は「自由がなくなりどんどん憂鬱になってきた香港」という意味らしい。
実写映像はとくに過激・ショッキングな映像があるわけではないが、劇中劇とでもいうべき回想部分で登場人物達の語る「香港人アイデンティ」は強烈である。
英領香港時代に国歌として"God save the Queen"を歌い、そしてデモ中には中華人民共和国国歌「義勇軍進行曲」を歌うが、英領時代の部分では「わたしは香港人」、返還後には「中国人ではなく香港人」というシーンがある。「香港を作り上げたのは英国ではなく香港人」とも語る。
とかなんだかんだ言いながら冷静に考えると、この映画の中で取り上げられた事柄は全て中国国内のことである。
同じ国内とはいえチベットやウイグルは、もともとは中国ではないし民族も異なる(漢民族ではない)ので人道的観点からも諸外国の口出しはありとしても、この作品で取り上げられている内容(最近の共産党と香港の関係)はあくまでも「内政」では?と思った。我々日本人がどうこう言う問題ではないのかもしれない。
それから作品には直接関係ない中国・中華なはなし。
前の列に座っていた中国人(ニホンゴガアヤシカッタノデ、タブン(笑))らしきおばちゃんが、本編始まってもスマホいじっていて(音も出てた)近くのおっちゃんに注意されたのだが、静まり返った館内で大声で逆襲したのは中国っぽくてよかった(爆)
そして帰りしな大阪站のエキマルシェに寄り、思わず中華総菜屋さんで回鍋肉をこーてしもた(爆恥) というわけで今日の夕飯は回鍋肉定食