内定者の声【西日本放送 畠山伶さん】 | アナウンススクール声光塾 大阪、京都、神戸、関西からキー局アナウンサー内定!

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【西日本放送 畠山伶さん】

関西学院大学社会学部
出身地:大阪府
アピールポイント:アンダースロー、防御率63.0、オカリナ、尺八、イカアレルギー

 

私が声光塾の門を叩いたのは、大学1年生の3月でした。先輩の授業の見学が終わった後、自己紹介をすると、森本先生から「いけるんじゃない?これから、もっとカッコよくなるよ!」という言葉を掛けていただきました。その時、内心では「嘘やん!俺がいけるのか?体のデカさを見て言ってはるだけちゃう?」と思いました(笑)
ただ、毎回のユニークなレッスンを受ける度、少しずつ自信が持てるようになってきたと思います。「ユニーク」と感じたのは、レッスン開始直後に「最近おもしろかったこと」を話すという所です。今思うと、あれ程体を張らなくても良かったのではないか?と思うほど、全力で体を張り、時にはお金を使い、母に叱られ、先生が「面白い!」と言ってくださるネタを日々探していました。
1番の思い出(失態)は、大学2年生の2月末に行った山形の放送局のインターンシップです。3年生の4月から始まるキー局のインターンに向けて経験を積もうと、山形県に乗り込みました。しかし、放送局の本社に行くと「コ、コ、コンビニ??」と思うくらいのサイズの建物が!これはおかしいと思い人事部に問い合わせると、放送センターは140キロも離れた場所にあったのです。。(本社と放送センターは場所が違う場合があるので皆さんお気を付けください!)
かなり落ち込みましたが、ここでネタを発掘するしかないと思い(既にネタですが)、その日は山形観光を満喫することに。山形名物「玉こんにゃく」を食べて、その味を噛みしめながら反省しました。。人生初の山形そしてインターンシップは、片道13時間、交通費往復32000円を無駄にしてしまうという結末でした。。

そして始まった大学3年の4月からのキー局インターンシップ。最初の局は幸先よく書類を通過する事が出来たのですが、残りの局は、落ちたりアクシデントがあったり。。
大学の野球部でアンダースローに挑戦している私は、よりリアルな、躍動感のある写真を収めようと、ボールが通る軌道の5センチ右に三脚を立てて全力で投球すると、持ち前のノーコンが炸裂しスマホを粉々にし提出が間に合わなかった事もありました。
また、最高のバストアップ写真を撮ろうと、朝から日が暮れるまで自撮り連写で1500枚以上撮影し、厳選した500枚を夜中に先生に送りつけた所、先生が高熱を出してしまった事も。。
とここまでは波乱の幕開けとなったキー局のインターンシップ。よし!準キー局からは挽回だ!と思った時には、同じタイミングで入塾した同期がアナウンサーの内々定を貰っていました。
本格的に焦りを感じてきた私に先生は「自分のペースで、今は試験に向けて準備していこう!」と言葉を掛けてくださりました。
その後は、応募したインターンシップ全て通過し、上級インターンにも呼んでいただく機会も得ました。やっと波に乗ってきた!そう思ったのも束の間、キー局の本試験が始まりました。

 

今振り返ると、
「長かった」
という言葉が1番はじめに出てくるくらい「内定」は遠かったです。
先生の試験対策のお陰で、キー局や準キー局で運良く、あと3人というところまで残る事が出来た時もありました。ただ、最後のひと枠(内定)が遠い。
キー局だと、何千人と応募して内定者は大体2人から4人。ただ放送局によっては結果的に、今年は採用しません、というのが存在するのもアナウンサー試験。とうとう4年生になった時には、焦りと諦めの狭間にいました。一般企業の内定もいくつか頂き、そちらにいこうと思った事があるのも事実です。
ただ、大好きな野球・スポーツに実況という形で携われるのは「アナウンサー」しかない!
自分の心の底から湧き出る「スポーツ愛」を改めて感じ、アナウンサーの内定を2つの局で頂くことができました!

声光塾でアナウンサー就活をして良かった事は、「Only1」を突き詰められた事です。就職活動をする人数は約50万人と言われていましたが、その中で、自分しか出せない魅力や強みは必ず存在します。私は、体と声の大きさ以外は特に突出したものがなかったので、長身と何かの組み合わせでOnly1を見出したり、可愛い楽器を始めたり、色々工夫しました。ただ、新たに何かを始めなくても必ず見つかります!
見方を変え、捉え方を変え、打ち出し方を変え、「Only1」の魅力を見出し、後輩たちが面接官の前で堂々と立ち振る舞い、1人でも多くの人の内定の知らせを聞ける事を心から願っております。

そして最後に。アナウンサー就活に限らず就職活動を長くする事は、人生の中で必ず何かの糧になります!
大学2年生の4月から声光塾に入塾し、内定を貰った4年生の6月まで、沢山の人たちとお会いする機会がありました。スクール卒業生のフジテレビ德田さんをはじめ先輩アナウンサーの方々とお話をさせていただいたり、インターンシップや採用試験でアナウンサーの生の声を聞く機会があったり。今振り返ると、その経験が私の人生の財産であり、これからも大切にしていきたい「つながり」です。
そのつながりの機会を作ってくださったのは紛れもなく森本光先生でした。

先生!本当にお世話になりました!
先生や同期や後輩たちが誇れる立派なアナウンサーになる為に西日本放送で抜かりなく頑張ります!!

 

 

【声光塾 森本コメント】

 

「エントリーシートの写真を選ぶから、いつでも送ってきていいよ」

もう二度と言いません。深夜に届いた大量の写真。連写しているので、どれも代り映えせず、その中から1枚を選んでほしいとのことでした。熱が出ました。選んでほしい写真は最大でも10枚までと、ルールを変更しました。

 

「山形で大阪人のパワーを見せつけてきます!」

意気込んで向かった山形の放送局のインターン。本来行くべき山形市の放送センターではなく、遠く離れた本社に到着してしまい、雪の舞う中、こんにゃくを食べて大阪に戻ってきました。

 

「そういうことじゃない!」

アナウンサーになるために尺八や高級男性用化粧品を購入。尺八は趣味に、高級化粧品は透明感のために。何かにつけて、アナウンサーになるために、と前置きをして、高いものをポンポンと買っていました。親御さんは、さぞ心配されたことでしょう。野球のバットケースに、いつのまにやら尺八が入っているのですから。

 

「長かった」

と振り返ったアナウンサー就活。関西のテレビ局をはじめ、あと一歩で内定というところまで何度も進みました。落ちるたびに、苦しんで悩みました。でも、長かった分だけ、たくさんの仲間と出会い、励ましあう熱すぎる日々を送りました。そして、いつの間にか、すごく優しい人になっていました。本人は気づいていないんじゃないかな?スクールの後輩たちは、みんな“優しい畠山くん”を尊敬し、慕っています。

 

「ライン、電話、Zoom、どれにする?」

後輩へのアドバイスは、いつも親切です。毎回2時間以上、アドバイスするんだとか。優しいなぁ。でも、女子学生の後輩限定のようです。「畠山さん、すぐにスタンプを送ってきて、早く話を終わらせたいみたいでした」と話したのは大学の後輩の男子学生。

 

元気で、おバカで、まっすぐで、アナウンサーになりたい気持ちは誰よりも強い。それでいい。ヒヤヒヤさせられることもありましたが、アナウンス技術とスポーツ実況はとことん鍛えましたので、活躍してくれることでしょう。期待しています!