清荒神清澄寺は、阪急電車清荒神駅から歩いて約20分です。
駅から清荒神清澄寺までの参道の有馬街道沿いの参道案内図です。
有馬街道沿いの石碑 日本第一清荒神霊社
黒田官兵衛有馬街道を通る
伊丹の有岡城の牢から救出された黒田官兵衛は衰弱しきっていて足腰がたたなかったため、戸板に乗せられ有馬街道を通って有馬温泉で養生されたそうです。
すぐ近くに鳥居がありましたが、ここから清荒神清澄寺まではまだだいぶ歩くことになります。
鳥居の扁額にも日本第一と書かれています。
しばらく歩くと右手に豊川稲荷大明神
もうしばらく歩くと大きな燈籠が出てきましたのでもう少しかな?と思いながら進みます。
祓橋を渡り
清荒神清澄寺は、平安時代の初め宇多天皇の創意による理想の鎮護国家、すなわち諸国との善隣友好を深め戦争のない平和社会、万民豊楽の世界を開く勅願寺の一つとして創建されました。
山門が見えてきました。
「日本第一清荒神」の称号は宇多天皇から賜ったようです。
山門をくぐり境内へお邪魔します。🙏
境内を進むと順路と書かれた看板があり、このスロープを上がって行くよう案内されていました。
上った所の両脇に今度は布袋様がおられます。
天堂(拝殿)
三宝荒神王、大聖歓喜天(聖天)、十一面観世音菩薩他、福徳を授ける諸神諸仏が祀られています。
拝殿と浴油堂が棟つづきになる天堂では、毎月三座、平和と繁栄、愛と福徳の祈りをこめたご祈祷が厳かに行われています。
秘密の戒壇として何びとも入座は許されません。
天堂の裏側に
護法堂(本社)
正面には大勝金剛転輪王(如来荒神)、右に歓喜童子、左に弁才天がお祀りされています。
護法堂の真裏に荒神影向の榊があります。
持ち帰ったお賽銭を使わないで大事にお守り代わりにもっていると良運に恵まれるといわれています。
ただし、次回こお参りの際は、お礼としてお賽銭を2倍にしてお返しします。
左から眼神祠と龍王堂
古くここに霊水が湧き出て、眼の悪い人たちが目を洗って病を癒したとされます。
龍王堂はすべての生命を守る水神社で、古くから酒造・農業・火防の神として信仰をあつめています。
火箸納所
行者洞
順路どおりこの石段をすすみ本堂へ向かいますが、話が長くなってきましたので清荒神清澄寺。
次回へつづきます。