あけましておめでとうございます🎍
今年も、当ブログをよろしくお願いします。
令和二年の一発目は、昨年12月に天橋立へ旅行した時の話です。
阪急高速バスで天橋立に到着したのが、お昼過ぎでした。
お昼ご飯も食べず、まず最初に立ち寄ったのは智恩寺です。
こちらの山門の「黄金閣」は、丹後地方最大の山門です。

智恩寺は、奈良の安倍文殊院、山形の大聖寺と並ぶ日本三文殊の一つです。

入って左に多宝塔

右へ行くと「力石」がありました。
(大が130kg 中は100kg 小は70kg)
この石は、当地文殊に伝わる力石と呼ばれるもので祭や集会の余興に、この石を持ち上げ青年たちが、力自慢を競ったものです。
今では、この智恩寺に奉納されこの石に触ると不思議に力と知恵が授かると伝わります。
本堂へ行くまでに

本堂左手前の鉄湯船が手水鉢になってます。
鉄湯船は、鎌倉時代(正応三年・1290)の制作で重要文化財。もとは寺院の大湯屋で寺僧の施浴に用いる湯船として制作されたものです。
御本尊は「三人寄れば文殊の知恵」の文殊菩薩です。


文殊菩薩さまに知恵を授けていただきましょう。
🙏~
見事な彫刻です。
本堂の階段で、黒猫ちゃんが気持ちよさそうにおねんねしてました。


松の枝に、いくつもの扇子がぶら下がっていました。
この扇子は「すえひろ扇子」おみくじで、境内の松の木に結び付けるのが習わしとされているそうです。

鐘楼門(暁雲閣)

石造宝篋印塔(鎌倉時代)
この石塔はいつのころからか和泉式部の歌塚と伝えられています。

智恩寺の霊木「文樹(もんじゅ)」は、文殊に通う名称で「文」を「かざる」と読む。
人生を智恵で飾るものに幸いが訪れる。
天も地も海も山も野も川も人も創り主ものに生かされている。
生かされている恩を知るものを最高の尊者と言う。
ちなみに「文樹」はタモ又はタブの木と称しその樹液は霊気を発し上質な線香作成に用いられます。

「知恵の輪燈籠」

長いので拡大して読んで下さい。m(_ _)m
御朱印いただきました。

昼飯は、「あさりうどん」をいただきました。
天橋立の名物みたいです。
この日は、雨が降ったりやんだり。
15時には雨があがるとの予報でしたので一宮まで松林(天橋立)を歩いて宿(神風楼)へ向かいます。