西国三十三観音霊場第二十六番札所 法華山一乗寺 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

ふこの日は早起きしたので急遽、姫路方面へ出かけることにしました。
阪神電車の大阪梅田から「阪神・山陽シーサイド1dayチケット」で山陽姫路駅へそこからバスで行く予定でしたが、バスの時間のタイミングが合わず、タイムスプラスでカーシェアして
やって来たのは、法華山一乗寺。


白雉元年(650年)法道仙人の開山、孝徳天皇の勅願による官刹であった。
仙人はインドより紫雲に乗じて中国朝鮮を経て、谷は蓮華の如く峰は八葉に分かれた当山に降り止まり、山を法華山と名づけた。


仙人は観世音菩薩像と鉄鉢と仏舎利のみ持し、飛鉢の術をもって供養を乞うた。
ある時、播磨灘をゆく船に鉢が飛んだが、太宰府の船師藤井麻呂は、この船荷は正税であると号して供養を拒んだ。すると船中の米俵は一つ残らず群鴈の如く当山に飛来した。
船師が驚き当山を訪ね悔謝して憐みを乞うと、仙人は一鉢の米を残して皆船中に返した。


船師、都に入りこの由を奏したところ、孝徳天皇は大いに御感あらせられた。
その後、天皇が御病気の際、仙人を宮中に召し玉体を加持せしめたところ、御病気忽ち平癒した。



法道仙人を御慕いになった天皇は法華山に金堂を建立し、白雉元年(650)落城して臨幸せられ、法華山 一乗寺の勅願を賜い、道慈律師をもって供養し、鎮護国家の道場とされた。


永延二年(988)花山法皇御幸あらせられ、金堂を大悲閣と命名され、西国第二十六番札所と定め給い、「春は花、夏は橘、秋は菊、いつも妙なる法の華山」と御詠あり、以後永く巡礼の霊場となった。
~法華山一乗寺パンフレットより~


一直線に続く石段を上がります。


三重塔が見えてきました。


石段を上りきると常行堂(阿弥陀堂)
聖武天皇勅願建立。天文二十二年(1553)再建。明治初年再々建に着手、同十年上棟式。平成四年屋根葺替、内外陣を荘厳して完成。


お地蔵さま


また階段を上がります。


三重塔
承安元年(1171)長史法印隆西、一和上仁西の勧進により造立。同四年(1174)額田部武末の屋根瓦寄進によって完成。
各層の逓減が大きく安定感があり、三層の照りむくり、三手先の組物、左右二材を組み合わせた本蟇股など平安様式の優美な古塔です。
御本尊は五智如来


法輪堂


次の石段を上がると本堂です。


石段を上がって見る三重塔


石段を上がるとすぐに鐘楼があります。


手水で清めて本堂に入ります。


ろうそく、線香、お賽銭を献納し、納札箱に札を納めます。


般若心経を読経します。
🙏~


本堂から見る三重塔です。








西国三十三観音霊場第二十六番札所の御朱印いただきました。


一乗寺、まだつづきます。