京阪三井寺駅から歩いて約10分!
仁王門が見えてきました。
圓城寺(三井寺)は、天台寺門宗の総本山で、古くから東大寺、興福寺、延暦寺と並ぶ日本四箇大寺のひとつに数えられています。
仁王門は宝徳四年(1452)の建立。
浄域への表門として慶長六年(1601)、徳川家康により甲賀の常楽寺より移築、寄進されました。
仁王門から境内へ進みます。
釈迦堂は室町初期の建築で、中世寺院の食堂(じきどう)の様式を伝える。
手水舎
龍です。
ちょこっと関西歴史たび 特別企画
~ご即位記念~特別ご開扉「秘仏」
国宝・金堂内陣参拝
10月1日~12月8日までやってます。
金堂の御本尊の弥勒仏は天智天皇が信仰されていた霊像で、秘仏として静かに祀られている。
現在の建築は、慶長四年(1599)に豊臣秀吉の北政所により再建された桃山時代を代表する名建築として知られています。
堂前灯籠
天智天皇が大化改新で蘇我氏一族を誅しその罪障消滅のため天皇が自らの左薬指(無名指)を切りこの灯籠の台座下に納められたと伝えられている。この灯籠は別名、圓城寺金堂無名指灯籠と呼ばれています。
鐘楼
慶長七年(1602)の再建。
梵鐘は、近江八景「三井の晩鐘」で知られる。
宇治の平等院、高雄の神護寺と共に日本三銘鐘に数えられ、荘厳な音色は有名で、「日本の残したい音風景百選」にも選ばれています。
閼伽井屋天智、天武、持統の三天皇が産湯に用いられたという泉が涌くことから「御井(みい)の寺」と呼ばれていたことから「三井寺」と呼ばれるようになりました。
熊野権現社
霊鐘堂
弁慶の引摺り鐘
奈良時代の梵鐘。俵藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に竜宮から持ち帰ったと伝えられる。
一切経蔵
室町初期の建築で、慶長七年(1602)戦国大名、毛利輝元により山口県、国清寺より移築、寄進された。
三重塔
慶長六年(1601)、徳川家康により寄進された。もとは奈良県、比蘇寺の塔で室町初期の建築です。
村雲橋
微妙堂
御本尊は十一面観音様で、湖国十一面観音霊場の第一番札所です。
天台大師
弁慶の力餅
参道のお地蔵さま~ず
衆宝観音
三十三観音のおひとりで、衆宝とは衆生が求めてやまない財宝のことだそうです。
この観音さまを信仰すると、財宝が貯まり、福徳を授けられ、出世が叶うといわれているそうです。
観音堂まで、もうすぐですが次回、西国三十三観音霊場第十四番札所圓城寺へつづきます。