中山寺 星下り大会式 梵天奉幣  | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

八月九日は、西国三十三所全ての観音さまが中山寺にご参集される日と伝わり、四万六千日参拝するのと同じ功徳が得られると言われています。

昨年は15時からの子供達の稚児梵天に行きましたので、今年は21時からの梵天奉幣を見に行きました。
昨年の記事はこちらから、よかったら見て下さい。m(_ _)m

中山寺は阪急電車中山観音駅から徒歩1分。
参道をつきあたり左へ曲がると山門が見えてきました。


山門前の提灯です


星下り大会式のため、8時45分~10時頃まで参道は通行止めになると案内がありました。


仁王像(阿形)


仁王像(吽形)


山門をくぐり境内へ入ると、まず目に入ったのは、ライトアップされた五重塔


参道沿いには五ヶ院の塔頭があります。

塔頭とは、高僧の没後、弟子がその遺徳を慕って大寺の傍らに建てた塔や庵が起源といわれ、大寺に属する子院を指します。
星下りでは、それぞれの塔頭に属する講の方々がおねりを行い、梵天奉幣の主役となります。

総持院は、卯年の文殊菩薩、酉年の不動明王と福禄寿をお祀りしています。


宝蔵院は、未年申年の守り本尊である大日如来と弁財天をお祀りしています。


幻想的です。


華蔵院は、戌年亥年の守り本尊である阿弥陀如来と毘沙門天をお祀りしています。


観音院は、辰年巳年の守り本尊である普賢菩薩と大黒天をお祀りしています。


成就院は、丑年寅年の守り本尊である虚空蔵菩薩と布袋尊を祀っています。


閻魔堂


閻魔大王と十王が祀られています。


閻魔堂の前の水掛地蔵さま


寿老堂は、摂津國八十八ヶ所第七十番霊場です。


大黒堂


むっちや笑みの大黒さまと千手観音


五百羅漢堂


お釈迦さまとそのお弟子である羅漢さまの像が五百体以上祀られているお堂です。


五百羅漢


鐘楼と月


エスカレーターで本堂へ向かいます。


御本堂


梵天が見えました。


御本尊は十一面観世音菩薩


梵天奉幣が始まるまで大願堂へ


大願塔から見た五重塔「青龍塔」


本堂の前に戻り待っていると、雅楽が聞こえてきました。
梵天奉幣の始まりです。


僧侶が雅楽とともに進列し本堂に向かいます。


次はワッショイワッショイとかけ声が聞こえてきました。
参道沿いの五ヶ院(華蔵院⇨宝蔵院⇨成就院⇨総持院⇨観音院の順)の塔頭から本堂へ、各講がおねりをしながら梵天を授かるために登っていきます。
本堂では梵天を前にして大般若経転読会が行われ、おねりは法会中の本堂へと到着し、講の代表が本堂内から梵天を授かります。


本堂での法会が終わると、僧侶が還列を始めます。この頃に、和太鼓(能勢太鼓「絆」)の奉納演奏が始まり、迫力ある音が境内に響き渡ります。
各講は、授かった梵天を掲げて参詣者へ功徳を振り撒きながら、順に各々の塔頭まで下っていきます。


すべての講が塔頭まで戻ったところで、年に一度の大祭は終わりを迎えます。

能勢太鼓「絆」の演奏をお聴きください。


星下り限定御朱印は残念ながら売り切れてましたが、星下り大会式の八月九日の御朱印をいただきました。


今年の八月九日はお昼に葛井寺で四万六千日分の功徳をいただき、夜は中山寺でも四万六千日分の功徳をいただき合計、九万二千日分の功徳をいただきました。ウインク