宇治川の中州に橋寺の由緒にあった
西大寺の僧興正菩薩叡尊が建立した十三重石塔が見えました。
この十三重石塔は宇治川で漁撈される魚霊の供養と宇治橋の安全を祈念して建てられました。
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興聖寺の寺号碑と曹洞宗高祖道元禅師初開之道場の石碑です。
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琴坂石門(総門)
慶安元年(1648)建立
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琴坂は、坂の両脇を流れる水のせせらぎが琴の音のように聞こえたことから「琴坂」と名付けられたそうです。
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竜宮造りの山門に到着しました。
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おじゃまします。
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毎年10月の宇治茶まつりの時に「茶筅塚供養の儀」が行われる茶筅塚です。
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秋葉三尺坊大権現
鎮守社です。
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「興聖の鐘楼」として宇治十二景のひとつに数えられる鐘楼です。
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法堂です。
本尊釈迦牟尼仏が祀られているお寺の中心となる建物です。
鳥羽伏見の戦いの犠牲者を供養するために建てられました。
伏見桃山城の遺構を用いて建てられたので天井に手形や足形が残っています。
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興聖寶林禅寺の扁額
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道元禅師作と伝わる釈迦牟尼仏が祀られています。
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法堂から少し左へ行った渡り廊下に三面大黒天が祀られていました。
三面大黒天は財宝の神である大黒天、右側は福徳の神である毘沙門天、左側は智恵をつかさどる弁財天の顔を合わせた三つの顔を持ち強い御利益があるといわれています。
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老梅庵(開山堂)
道元禅師や歴代住職を祀るお堂です。
道元禅師が梅の花を好まれたことから老梅庵と名付けられました。
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竹製のいすに座る道元禅師の等身大木像が祀られています。
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御朱印いただきに庫裏に入ると
大きな魚梆(ぎょほう)が吊されていました。開梆(かいばん)ともいいます。
叩いて法要や食事の時間を知らせます。
御朱印いただきました。
御朱印のはさみ紙に次のことが書かれていました。
「御朱印は寺社にお参りし、お経を奉納した証に本尊さまの宝号や御宝印ををいただくものです。
興聖寺の御朱印は日本に曹洞宗をお伝えになり、曹洞宗を開かれた道元禅師さまの謚号、承陽大師をお書きして授与いたしております。
仏さまにご縁を結んだ証として大切にお持ち下さい。」
最近、御朱印のネット販売や祇園祭の厄病・災難除けの粽(ちまき)がネットで高値で販売されているニュースを聞きます。
売る方も買う方もそれぞれの由来や御利益などの意味を理解してくださると、こんなニュースもなくなると思います。
この日の宇治川お参りは以上です。