西国三十三ヶ所観音霊場第十七番札所 六波羅蜜寺 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

この日は西国巡りのため、京阪電車に乗って京都にやってきました。
まず初めに向かったのは祇園四条駅から六波羅蜜寺です。歩いて10分ぐらいです。
こちらの鉄門からは入れませんので少し進むと入口があります。


入口の正面に弁財天堂があります。
都七福神のひとつです。


御本尊は福寿弁財天
御利益は「福徳自在」「金運成就」「技芸円満」です。


右を見ると十一面観音菩薩立像と六波羅蜜寺と書かれた一願石があります。


一願石です。
祈りを込めて金文字から手前に三回、回します。


とても穏やかなお顔をされてます。


やさしいお顔です。


癒やされます。


本堂と弁財天堂の間には二つの塚があります。
手前にあるのは「阿古屋塚」
阿古屋は、平景清の思い人で、五条坂の遊女です。
阿古屋の菩提を弔うため、鎌倉時代に建てられた石塔と伝えられています。


阿古屋塚の隣は「平清盛公の塚」です。
六波羅蜜寺のある周囲にはかつて「六波羅殿」と呼ばれた平家一門の屋敷があった平家ゆかりの地です。


平清盛公の塚の奥は沢山のお地蔵さま


浄心苑の入口を挟んで頭だけの仏様がありました。
地震か何かで身体が壊れたのでしょうか??


御本堂です。


御本尊は十一面観世音菩薩


天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創されたお寺です。


当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干と結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたと伝えられています。


六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。


近隣の人々を困らせていた龍が、空也上人の導きによって改心し以後、寺の守り神になったという。その伝説から極彩色の本堂には植物紋のほか、至る所に龍が描かれています。




御本堂の前にある「なで牛」はご自身の痛いところ、辛いところを撫でて下さい。


こちらのお堂には、水かけ不動と銭洗弁財天が祀られています。


「銭洗弁財天」
小さなザルにお金をいれて柄杓の水を三回に分けて清めて、清めたお金を貯えます。


「水掛不動尊」
競馬が勝ちますように~と願いながら、水を掛けました。


水子地蔵尊像


西国三十三ヶ所観音霊場第十七番札所の御朱印頂きました。


日本最古の七福神めぐりといわれる都七福神の弁財天の御朱印も頂きました。


境内の出入口近くの手水場の横にある二匹の蛙「無事かえる」
御無事の御帰宅をお祈り申し上げます。


六波羅蜜寺から革堂行願寺へ歩いて向かいます。🚶🚶🚶