行政書士は案件の難易度を見分ける能力が必須 | 大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

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今日は行政書士の目利きについて。
行政書士をしていると色々な相談や案件がやって来ます。
(来ない場合は、まず営業を頑張りましょう)

やって来た案件の難易度を把握できないと大変です。

難しさや手間を把握できるようになるには一定以上の研鑽と経験が必要か。
誰が見てもダメな案件は見極めは楽です。
微妙な案件の見極めは難しいです。

最初は手に負えなそうと思ったら、手を引くのが吉。
この世で一番信用できないのは自分です。
自分の知識や経験を過信してはいけません。

ヒアリングの段階で、見えない問題を炙り出す必要あり。
(情報が少ない中で見極める必要)

入管業務や許認可の難易度は以下の様になるかと。
(私の独自の判断で諸説あります)

① 誰がやっても許可やビザが下りる。
② ある程度、勉強したら相談者で対応可能。
③ 専門家のアドバイス有れば相談者で対応可能。
④ 専門家なら対応可能。
⑤ 専門家がメチャクチャ努力すれば。
⑥ ベテランや大御所クラスなら…
⑦ もしかしたら、ワンチャンあるかも?
⑧ 誰がやっても不可能。
⑨ 全力で逃げろ

この評価も人によって、バラつきがあります。
④レベルが⑤か⑥もしくは⑦⑧に見えることも。

逆に④⑤レベルを①か②くらいに見積もる人も

安全マージンを取るなら④レベルまで受任。
⑤以上は切り捨てる考えもあります。

そう思っていても上手く行かないことも。
③レベルだと思ったら、ふたを開けたら⑤や⑧ってことも普通にあります。

あと何とか自分でやりたい相談者は、甘い目の評価をすることも。
⑤レベルでも②くらいと考える事も…
不許可後に相談に来る人は、この層が多い、

自分で何とかしたい方は、専門家の知識を甘くみる傾向あり。
専門家が可能性あると言ったら、自分でもできるだろう…
そう考える人が少なくない気がします。

弊所には毎日、相談が来ますが…
(見栄出も誇張でもない)

ああああ…
(行政書士が対応すれば)出来ないことは無いけど。
これ自分でやったら確実に失敗するだろうな。
そういう話は少なくないです。

こちらがアドバイスしても、依頼目的の営業ととられる。
ワザと難しいと言って、依頼させようとする。
騙されないぞ!

多分に営業目的もあるけど。
本人申請だったらアウトになるだろうと思うから提案…

難しい物です。

あと⑨は虚偽申請など不正案件。
相談受けたら速攻でお断り。
許認可、VISA共に意外と話は出てきます。

虚偽は1件でもやれば、口コミが広がります。
あの先生は、話が分かると。

今日はここまで