大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

大阪で働く建設業許可や入管手続きが得意な行政書士。
SNSや事務所サイトで書けないコンテンツを、ユルユルだらだらと書き記す雑記ブログです。
画像を作るのが好きなので無駄に拘っています。
SEOもキーワードも関係なく気楽に運営しています。
全ては自己満足のために!



今日は司法書士試験について。
先日に司法書士試験の合格発表がありました。

そこで知り合いが合格したと又聞きしました。
(本人からは聞いていない)

同業者の噂はすぐ広まって行きます。
同業者に一人でも知られたらあっという間に広がります。
悪い噂も良い噂も。

思うに難関士業は二つの傾向に分かれると思っています。
短期決戦型と長期化する試験。

短期決戦型は、公認会計士や不動産鑑定士のイメージがあります。
公認会計士は監査法人に就職できないと会計士になれない。
不動産鑑定士も鑑定士事務所や会社で修行しないと厳しい。
鑑定士事務所は税理士や司法書士ほど裾野が広くない。

合格後に就活が必要な点で、実質的な年齢制限がある様に思える。
40過ぎで合格しても…

対して税理士や司法書士、司法試験は長期化する傾向があります。
税理士は科目合格制、司法書士も即独可能、司法試験は言わずもがな。
税理士も司法書士も修行先には事欠かない様に見える。

司法書士試験は長期化する傾向があります。
最近は合格率が倍近くに上昇しても、受験生の95%は落ちる試験。

私の周囲でも早い人で5年くらい。
大体は8年とか10年かかっている方が多い。
税理士も大学院を使っても4年~が一般的かなと。

司法書士試験の真の難しさは、何時合格できるか分からない試験に挑戦し続けることかと思っています。

20代から30代前半でスタートして40前後で合格。
知っている司法書士はこのパターンが多い。

試験問題の難しさや受験生の質などもあるでしょうが。
10年後に受かってるか分からない試験を諦めずに受験し続けるモチベーション。
(中には本試験は恒例イベントと日常化した人もいますが。)

毎年レックやタック、大原に課金し続ける資金力。
仕事が終われば自習室に籠って閉まるまで勉強。
受験、仕事、寝るのトライアングルが延々と続く。

難関士業はある種の無間地獄です。
いつ終わるか分からない受験生活。
突破できれば人生は確実に変わる。

少なくとも資格で喰っていけない状況には陥らない。
(富裕層やアッパーミドルになれるかは別問題)

行政書士ほど営業力は問われない。
行政書士の数分の一の努力で数倍の売上が確保できると聞く。

それも合格できて登録できればの話。
合格できなきゃ、膨大な時間を無駄にした形になる。
(大半は挫折して消えてゆく)

司法書士試験でも受けなければ合格できない。
10年掛かっても合格できた人は、10年前に受験を決意したから。
端から合格できないと思った人は受験すらしない。

合格までくさらずに頑張れたからの結果。
その意味では司法書士の資格は、10年前の自分からのプレゼントかなと思います。

司法書士も楽して稼げる商売ではないでしょうが。
ネットフリックスの地面師を見ていると特にそう思う。
あんな怖そうな人たちと対峙なんかしたくない。

司法書士の人に地面師の話を聞いてみると。
ヤバい怖い人は普通にいるよ。
サラっと言われました。
さすが不動産業界…
と思わされました。

今日はここまで。


先週の3連休最終日。
朝5時、事務所に電話がありました。

休日の朝5時にどんなご用があるのでしょうか…
事務所の電話を携帯に転送しているので、着信音で目が覚めました。

真夜中や早朝など営業時間外の電話は碌なことがありません。
依頼者になる可能性もありますが…
自分の事情しか考えない人を顧客にすると大変です。

それはともかく。
今日は外国人行政書士について。

最近は外国籍の方の新規開業が増えてきた感があります。
行政書士大阪や研究会でも外国の方のお名前を見る様に。

中国の方が多い印象です。
取扱業務は同国人の経営管理ビザ中心ですかね。
(それ以外で見たことが無い)

韓国人行政書士なら、在日韓国人の帰化申請。
(こちらは大御所クラスも。)

ベトナム人行政書士は、就労ビザ系に強みがあるのでしょうか。
Facebookでベトナム語で投稿していました。
マスキングしたCOEや在留カードの画像と共に。

外国人行政書士の方は、日本人にない強みがありますね。
最初からコミュニティや母国のSNS経由で相談や依頼がある様子。

彼らの強みは、母国語ができること。
日本人行政書士と比べて会話がスムーズ。
(外国語ができる行政書士も居るが、ネイティブスピーカーには勝てない)

同じ国の人だから安心感があること。
母国のSNSやコミュニティを使いこなせる。
外国人行政書士の絶対数が少ない。

この辺りが彼らの強みかなと思っています。

圧倒的な強みは一方で弱みにもなります。
弊所でしたら、ネットは強いけどリアル営業は壊滅的みたいに。

外国人行政書士の強みは同国人相手の商売にあります。
その代わり取扱業務は、同国人相手の入管業務一択になります。
(本人たちも入管以外に手を出さないご様子)

あと徐々に人数が増えだしていることでしょうかね。
大阪だけでも毎月1人から2人の登録者がいます。
取扱業務が被ってるので、ライバルが増えると…

行政書士に限らず士業あるあるですが。
儲かりそうな業務があると、新規参入が激増します。
気が付けば激戦区になっている…なんてことも。

開業当初の売上が無い時なら、妬みまくったかもですが。
今は凄いなぁと「はえー」と言う感じで見てられます。
先人の言葉、「売上は全てを癒す」は真実ですね。

今日はここまで


サブ業務として、相続や終活支援業務を展開する

今日は相続業務について。
私は入管業務が中心です。
入管業務でも身分系が中心のToCが中心になってきました。
(ToB、法人系が合わないことが分かってきた)

入管業務の合間に、建設業許可などの許認可を行います。
相続など市民法務系は力を入れていませんでした。
(内容証明や離婚系は、今後も一切やらない予定)

某燃えやすく行政書士がディスられがちなSNSで、ボロカスに書かれていること。
業際が面倒くさい。
(司法書士の下位互換になりがちな部分あり。)
競争が激しそうというイメージでり敬遠していた部分があります。

そんな私にも
理解ある彼くん・夫が居るので、相続業務をすることが。
どこかの量産型エッセイ漫画ではないですが…

実際に相続業務を手掛けることがあります。
入管業務の顧客から相談が来ることがあります。
(ウチの入管業務は、日本人相手の事が多い)
たまに相続っぽい悩みがある方が居られ、軽く振ってみると相談から受任する形。

折角だから相続業務の扱いを引き上げることに。

・相続の実務経験がある。
・相談自体はたまに受ける。
・相続の話をセミナーでしたことがある。
・入管や許認可とは違った新鮮さがある。
・ネットワークもそれなりにある。

あくまでもメインは入管業務。
サブで相続業務を展開する予定です。
ダメならダメでも良いかなと思っています。
年に数件から、もう少し増やせたら良いなレベル。

相続手続きのサイトはこちら



今回のテーマはネットや紹介に頼らない集客経路の確保です。
私はネット集客とリピート客オンリー。
一般的な行政書士さんの様に紹介で回っていません。

ウチはネットが落ちれば干上がる可能性が高いです。
SEOはコアアップデートでいつ落ちるか分からない。
(2020年以降は直撃弾は喰らっていないが)

事務所経営のリスクヘッジですね。
このごろ入管業務を取り扱う人が増えてきました。
特に中国人の行政書士が増えた印象があります。
(中国人向けの経営管理ビザ中心)

新規参入者が増えるとネット上の競争は激しくなります。
最初に行うのはネット集客。
(大半は撤退するけど)
今は良くても将来的にどうなるか分からない。

実際に家賃など固定費を支えていた業務が、数か月前からゼロになったものがあります。
月15万からの売り上げが消滅した形です。
個人事業だとそれなりに痛いです。

その時に備えて、小さくても業務の柱を作っておきたい思いも。
入管がキツくなった時に逃げ道を作っておく。

1人事務所の個人事業なんで、客も選ぶしやりたい仕事も選びます。
(安定を重視するなら、会社員を続けるのがベスト)
自分が喰えればヨシ。

行政書士の専門業務は、状況に応じて変わるもの。
どんな企業も事業内容を少しづつ変えています。

と言いながらも数か月後には、相続止めたと言ってるかも。
今後に乞うご期待!
(誰も興味なんかないだろうけど)

今日はここまで。


今日は久々の駄菓子レビューです。
紫いものサンダー。
事務所の通勤途上にあるローソンで売ってました。
レターパック赤を購入する時に見つけました。
(顧客に資料を送る際に便利なレターパック赤)

ブラックサンダーの新商品は、ローソンが充実しているように思えます。
偶々かも知れませんが…
近所のファミリーマートには、定番のヤツしか置いていません…

新しいブラックサンダーが出たら取り敢えず買ってみます。
今までの経験上、大きなハズレは無かったです。
色物の柿の種のブラックサンダーも美味しかったですし。



紫いものサンダーは、2024年8月27日に出たとあります。
(ミニ版は数年前からあったみたいですが)

公式サイトによると、紫いものサンダーは「紫芋タルト」をイメージして作られたとか。
味の決め手は「紫芋100%使用したパウダー」にあると書かれています。

https://yurakuseika.co.jp/lineup/product_146.html

パッケージを開けてみると、紫色のブラックサンダーが。
これはブラックサンダーではなく、パープルサンダーと言った感じでしょうかね。
大変秋らしくて良い色ですね。



実際に食べてみると、とても美味しかったです。
さつまいもの優しい味とチョコレートが良く合っています。

今まで食べたブラックサンダーで一番好きかもです。
紫芋のタルトっぽい味でもあります。

取り敢えず今回は2個だけ購入しました。
コンビニでまとめ買いしても良いかなと思いました。

問題は秋限定商品なんだろうと思います。
今の時期が終わるとお目に掛ることは無いのかなと…

ブラックサンダーの新フレーバーは、すぐに消える事が多いです。
公式ショップでも見ることが無くなった商品が幾つか。

悲しいことに、私が気に入った商品はすぐ消える事が多いです。
気に入ったお店も長続きしないことが多いです。
逆神みたいになっている気がします。

もしコンビニで見かけましたら、お試しで1個買って見てはいかがでしょうか。
今回のブラックサンダーは当たりです。

有楽製菓のステマみたいになっていますが…
私は有楽成果の関係者でも株主でもありません。
ただの行政書士です。

今日はここまで。


今日は入管業務について。
最近は入管が忙しいのか、審査期間が長引く傾向があります。

特定技能から配偶者ビザへの変更申請が、ほぼ3か月…
(特定技能ビザから日配に変更できます)

在留資格認定証明書(COE)が最長で4か月とか…
かと思えば、配偶者ビザへの変更が1か月で出たり。

正直、入管の審査期間が全然読めないです。
相談者さんは、審査期間を非常に気にします。

相談や依頼後にも、何度も審査期間について聞いてきます。
少し前なら2か月くらいですかね。
この様に答えることができましたが、

今は結構長引いてますよ。
期限切れで特例期間に入ると思います。
結果が出るまで気長に待ちましょうと。

ビザの延長(更新)や変更の場合、元のビザ期限があります。
期限までに申請した場合、特例期間が発生します。
要はビザ期限が延長されるものです。

最近は本当に特例期間に入るのが多いです。
現在も複数件、特例期間入りした案件があります。

最近は期限に余裕があった変更や更新でも日付管理が重要です。
特例期間が切れる10日前に通知が来るようにしています。

あと全然関係ない人からも電話で審査期間の問合せが…
本人申請した人や別の行政書士に依頼した人。

審査を早く出す方法は無いのか?
結果がいつ出るのか?

…入管に聞いてください。としか言えないです。
審査を早める方法があるなら、私が聞きたいです。

別の行政書士に依頼した人。
あと依頼した行政書士さんに聞いてください…
その人の不満を私に伝えるのは止めてほしいです。

それはともかく、ビザ申請を受ける時は、審査期間が長引いてる事を伝える方が良いです。後々でいつ結果が出るんだコールを防ぐことができます。

今日はここまで


外国籍だと帰化しないと日本の警官や消防官は難しい

入管業務をしていると、高校生や大学生から相談が来ます。
行政書士業務で、学生さんから相談や依頼が来るのは入管業務ならではでしょうか。

入管業務でしたら、留学ビザ→就労ビザへの変更。
就労系ビザを取り扱う行政書士は、冬が繁忙期になります。

帰化申請も就職前や公務員になりたいという相談を受けます。
最近は外国籍の方でも公務員になれないことはありません。


警察官や消防官、自衛官などの公安系職種は、国籍条項あります。
また国家公務員も同様です。

公務員志望の方からの相談は、日本で消防士や警察官になりたい方から。

相談を受けていると、行政書士というより進路指導の先生になった気がします。

詳しい情報はこちらから


学生でも要件を満たしているなら、単独でも帰化申請できます。
学生で帰化する場合、ご両親の審査が中心です。

ご両親が生計要件などを満たしていない場合、卒業後に一定期間待つ必要あります。
新卒で警察や消防署に就職は難しいです。

幸いと言うべきでしょうか…
最近の公務員試験の年齢制限は緩やかです。
30歳代でも受験資格がある役所が増えています。

個人的には30過ぎで、警察学校や消防学校に入るのは厳しい気がしますが…
(体力がついていくか?)

外国籍、公務員で検索すると、何処かの自治体で国籍条項を撤廃したとニュースが出てきます。

大阪は昔から外国人が公務員になることができました。
私が高校生の時には、大阪府や大阪市は行政事務だと受験資格がありました。
大阪の場合、定住する外国籍の方が多かったこともあるのでしょう。

ただし担当職務は限定されています。
許認可を取り扱う部署や管理職は、なれない制限があるようです。
公権力を行使するのは、日本人のみとあります。
(何処の国も同じだと思いますが)

東名阪など大都市の自治体は、昔から受験資格があったと思います。
職員の人数や採用人数が多い自治体が中心です。

地方の自治体の場合、職員数や採用数の関係上、難しい部分もあると思います。
採用数が若干名や1名や2名の役所で、職務に制約ありの人を雇うのは厳しいです。

外国人に門扉を開く採用試験は、自治体の行政事務や技能職、教員が中心です。

国家公務員、警察官は対象外。
消防官はごく少数は、外国籍の方でも受験できるところも。
(明確に受験資格ありと書かれた所は1か所だけ)

もし興味がありましたら、探してみてください。
ネットで検索したらすぐ出てきますが。

ちなみに消防団は、外国籍の方が増えてきています。
現在は500名近い方が消防団に入っていると聞きました。

今日はここまで。


久しぶりにブログ記事を書きます。
この数か月は妙に忙しかったです。
行政書士は差が激しい。

忙しいのが延々と続くかと思いきや…
ピタッと止まり預金残高が怖くなる。

それはともかく…
入管業務での必須アプリについて。
最近はソフトと呼ばずアプリと呼ぶそうですね。

WordとExcelとAdobeのアクロバット、ZOOMです。
WordとExcelは申請書作成で使います。

Adobeのacrobatは、PDFの編集で必須アイテム。
短期から配偶者ビザへの変更や永住許可申請を除きオンライン申請です。
オンライン申請の添付資料はPDF。

永住許可申請は来年(2025年)からオンライン申請が可能になると言われております。

永住許可申請のオンライン申請について

PDFの結合や順番の入れ替え、余分なページの削除。
あとはPDFの圧縮ですね。

無料で済まそうと思えば…
クラウドにも色々なソフトがあります。
セキュリティや情報漏洩リスクがあるので使えないです。

電子署名だけなら無料版でも対応できます。
圧縮や結合、抽出などの編集は有料版のみ。

色々なアプリを試した結果…
アクロバットが一番性能が良かったです。

月々1700円前後ですが、業務単価を考えると普通にペイします。
Adobe製品を安く使う裏技も有りますが…

行政書士がルールの不備をついた方法を採用するのは如何なものでしょうか。

オンライン申請では1回10メガです。
配偶者ビザの場合、高確率で10メガオーバーになります。
PDFの圧縮は死活問題。

今日はここまで


新人行政書士の「営業か実務か?」、協力者と見つけるのが先。

新規開業の行政書士の悩みポイント。
実務が先か営業が先か。

答えがあるのか分からないけど。
SNSでは大抵は、「営業が先」という結論に行く。
その後でマーケティングだネット集客という話になるのか。
または人と会うとかもある。

軌道に乗せられない行政書士のジレンマ。

営業しないと顧客が来ない。
実務経験がないから営業が怖くてできない。
実務経験を積むには顧客が必要。
経験を積めないから営業できない。

何時まで経っても抜け出せない不毛なループ。
そうしているウチにダブルライセンスを目指す。
社労士や司法書士の勉強を始める。

私も長い間、無限ループから抜け出せなかったので気持ちがわかる。
営業も大事だし、実務ノウハウも大事。
どちらが先という関係にあらず。

私が最初期に一番大事と思うことは…
協力してくれる人を作ること。
これに尽きます。

その為に研修会でも支部の活動でも知り合いを増やすこと。
本会の研究会や専門部会の先輩、
ひよこ狩りセミナーの先生でも良いです。
とにかく協力者を見つけることじゃないかと思います。

私も建設業許可の初案件は一緒にしてもらいました。
(協力者はただ居ただけで、報酬の半分を持って行きました)

面談の場に居てもらえるだけでも精神的に全然違います。
(思い切り間違えていたら、助け舟くらいは出してもらえる)

業務を覚えるために全力を尽くすのは当たりまえ。
同時並行で営業を進めるのも当たり前。

最初に協力してくれる人を見つけること。
これが一番大事だと思います。

面の皮が分厚くて、ド厚かましい性格しているなら…
ほとんど面識がない人にも詳細な質問をすることもできるでしょう。

この記事を読んでる人は、そうでない人が多い。
この手の性格の人は行政書士より宅建業向きです。
そっちの方が稼げますよ。

それはともかく営業が先か…
これを言う人は、1人で完結させたい意識が強いです。

最初は1人でやる必要ありません。
協力者を見つけるのです。
見つけるのです。
ですですです…

ただし貴方がテイカー気質の人だと注意が必要。
テイカー気質が見抜かれると、協力者になってもらえないです。
(自分はバレないと思っていても意外とバレてる)
私もテイカータイプからは逃げます。

今日はここまで


今日は行政書士とレンタルオフィスについて。
最近はレンタルオフィスで開業する先生が増えています。

弊所の都会の中の田舎支部でも。
新人さんの多くは自宅住所かレンタルオフィス。

行政書士は事務所要件がかなり厳しいです。
独立した個室や事務機器など内装にも要件があります。
さらに新規の場合、本会の職員による訪問調査があります。

事務所要件だけなら、建設業許可の営業所や経営管理ビザ並みです。
最近の大阪府より行政書士事務所登録の方が厳しいかも。

そんな厳しい要件にも関わらず、レンタルオフィスの行政書士が増えています。
行政書士や経営管理ビザなどの要件に耐える物件が増えてきたためでしょう。
(役所などの登録に耐えられない物件は人気がでないと思う)

最近はレンタルオフィスが増えてきました。
少し前は本町や梅田くらいしか無かったのですが…
最近は住宅街にもレンタルオフィスが。

レンタルオフィスはメリットが色々あります。
まずコストが安いことです。
独立事務所を借りると、内装や敷金など意外と取られます。

レンタルオフィスだと、内装費や敷金・礼金不要な所が多いです。
また撤退するときに撤去費用が掛からないのも魅力です。
自営業は身軽さが一番です。

次は自宅住所を公開しなくても良い。
特に女性行政書士や入管業務するなら大きなメリットです。

次に立地条件ですね。
レンタルオフィスは駅前の一等地にあることが多いです。
大阪なら本町、梅田、天王寺、難波など見栄えがする住所です。

名刺やパンフレット、HPの会社概要に本町や梅田が入ります。
パッと見、一等地に事務所を構えるやり手に見えます。

正直、私もレンタルオフィスで事務所を始めたかったです。
撤退する時のコストが安い。
これに尽きます。

それはともかく一等地に住所があれば開業は有利か?
住所だけでハッタリを利かせるのは難しい気がします。

レンタルオフィスは、すぐにバレます。
住所を検索すると、レンタルオフィスのサイトがヒットします。

また新人さんと名刺交換した時に、一等地のオフィスビルの名前が出た時…
レンタルオフィスを借りたんだと、すぐに分かります。

私の周囲の話になりますが。
レンタルオフィスでの事務所は短期間な人が多いです。

だいたい3パターンに分かれます。

① 上手く行って独立事務所に引っ越し。
② 閑古鳥で家賃が払えず撤退。
③ 鳴かず飛ばずで延々と借り続ける。

まずは①経営が軌道に乗ったケース。
レンタルオフィスだと手狭になるので早々に独立事務所へ引っ越し。
多くの人が目指すサクセスストーリーですね。
実際にそういう人も居ます。

次は②です。
家賃が払えず自宅事務所へ転向。
または住所でハッタリが利かない事が分かり撤退。
気が付けば週に1回か2回、郵便物を取りに行くくらいとか…

人に聞くと、頻繁に人が入れ替わると聞きます。
大体は売り上げ不振で消えるとか。

近所のレンタルオフィスも頻繁に募集が出ています。
FacebookやGoogle検索のネット広告もバンバン出てる。

ラストは③です。
②に次いで③の人も多いです。
家賃が払えるくらいはあるけど、独立事務所まで行けない。
中途半端な状態をズルズルと行くケース。

最近はテレワークが発達して、面談もzoomですることが多くなりました。
利便性が高い場所になくても困らないです。

行政書士の場合、レンタルオフィスに大きなデメリットは無いと思います。
銀行口座も個人の物、融資を受けることもほぼない。

ただ一等地の住所に過度な期待は禁物です。

今日はここまで。


今日は行政手続きのデジタル化で行政書士はどうなるかについて。
似たような話を何度か書いた気がします。

前は建設業許可の電子化。
その前はワンビザで入管業務が壊滅する話だった気がします。

デジタル化で大規模事務所の台頭。
リーガルテックの躍進。



最近は…
IT化が進んでも、行政書士の仕事は無くならない様な気がします。
理由は日本の非効率極まりないデジタル化が原因かと。

デジタル化すればするほど、手続きが複雑化しているように思えます。
紙とデジタルの悪いとこ取りして悪魔合体した代物。
UIもへったくれも無い使い辛いシステム。

CCUS、JCIP、在オン、jGrants、その他役所関係のシステム…
どのシステムも○○システムが!と叫びたくなる。
平日の9-17しか使えないシステムとか…

感覚的に使えるシステムではない。
特にCCUSの素晴らしさは特筆モノでしょう。

正直、紙で作った方が早い…
また審査もシステムより紙の方が早い。

ITで士業を滅ぼそうとするなら…
今ある制度やシステムを全て廃止して、ゼロベースで組み立てる必要があるかと。
実際問題として、そんなことは出来ない。

またデジタルで手続きが簡素化されたかと言うと…
紙の手続きを無理やりシステムに置き換えた感じ。

紙の時なら窓口で相談や交渉出来ましたが…
システムになると、この方法が使えない。
問合せがメールしかなくレスが1週間後とか普通。

書類が作れても不備があると受理されない。
不備の理由も難解な定型文のみ…
日本のシステムなのにGoogle並みの難解さ。

最近はPCを持っていない人も普通に居ます。
行政書士がお世話になるシステムは、PCスキルやPDF、画像加工が出来ないと話にならない事が多いです。

要は○○システムが続く限り…
行政書士の仕事は無くならないと思います。
対応できない人から依頼が増える形になることも…

弊所でのCCUSの半数近くは、PC持ってない、連絡は電話と郵送のみ…

今日はここまで。