催眠療法 ― ヒプノセラピーは、潜在意識の中の記憶に働きかけ、
さまざまなマイナスの出来事を引き起こす記憶の部分を改変することで、
あなたのこころを癒すセラピー (心理療法) です。
癒されたこころを持ったあなたは、これまでのように、
体が、ネガティブな行動や問題のある働きを、起こしてしまうことはありません。
つまり、あなたが本来、望んでいた行動を起こすことができるのです。
あなたの行動を制限する記憶から解放され、自由に、健やかに生きることができます。
「イメージがわかない。セラピーの手順を具体的に知りたい・・・!」
ヒプノセラピーがどんな風に行われるのか、わかりやすく紹介します♪
1、催眠状態へ
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潜在意識は、本人の意識がはっきりしている時には見ることができません。
まず 「はっきりしている意識」 をあいまいにし、身体を催眠状態と呼ばれる状態へ導き、
潜在意識へのアクセスが可能な状態にします。
参考: 「 2つの意識」 のはなし のページ
顕在意識 (いわゆる 「意識」 と呼ぶもの) と 潜在意識について詳しく解説をしています。
さらに、ヒプノセラピーが、この2つの意識の特徴をどのように利用し、
どのように効果を生み出していくのか、記憶の中の 「原因」 へのアプローチから、
解決の仕組みまで、書いています。
日常
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いわゆる「意識」(「顕在意識」「表面意識」)のある状態
↓
催眠状態へ
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目を閉じ、体を休め、リラックスをする。
すると「意識(顕在意識)」が薄くなっていきます。
この時の状態が、どんな状態か想像できないという人は・・・
「気持ちよくお風呂に入って、軽くぼーっとしている時」
「(何かを思い出しながら)物思いにふけっている時」
無意識のうちに体がさまざまな動作をし、
無意識のうちに頭の中でさまざまなイメージを描き、思考や感情を抱いている。
これらは、軽い催眠状態です。
このように私たちは、日常の中でも、催眠状態と似たような状態になっていることがあります。
― 日常的に体験している催眠状態
催眠とは非常に自然な状態であり、 私たちは、日常の大半をこの状態で過ごしています。
仕事に熱中するあまり、 時間の経過や周囲で起きていることを忘れてしまっている時、
空想に心を奪われている時、映画やテレビ番組に引き込まれ、
自分も登場人物に感情的になっている時・・・私たちは 「催眠状態」 にあります。
2、潜在意識へアクセスしてみよう♪
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「意識(顕在意識)」が薄くなったら、
頭の中で思うままに何かイメージをしてください・・・
さぁ、何がでてきましたか?そのイメージはもう「潜在意識」から出てきたものです。
あなたは催眠状態へとたどり着きました。
「潜在意識」の中には、あなたのこれまでのすべての記憶が入っています。
この「潜在意識」の中から、問題のある記憶を探しましょう。
NEXT: ヒプノセラピー:問題を探して、解決しよう!
3、潜在意識の中の記憶に働きかける
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(1)幼少期のありのままの本来の自分の姿を見る
・どのような赤ちゃん、どのような子供だったか?
・「あなたらしい」生き方を思い出す。
・自分の人生の目的を知る。
(2)ネガティブな思考、トラウマ、病気の原因となった記憶を発見し、癒す。
・肯定する、慰める、大丈夫だ、
そんなに恐れなくてもよい、事実はこうである、といった記憶を加える。
(3)自分が思い描く、自分の姿を見る
・イメージをしっかりつくる。
無意識のうちに、体がイメージ通りの行動を起こすようにする。
→ 考えを変えることができます。
ポジティブな思考で、自由に 「あなたらしく」 生きることができます。
→ 病気にかかりやすい状態ではなく、
健やかに生きるための「こころ」の状態に戻ります。
→ 自分がどのように生きたかったのかを思い出し、
再び目的をって生きるようになる。
→ 思い通りの行動を実現することができる。
本番で思い通りの力を出すことができる。
◆ヒプノセラピーは安全??
ナチュラルで副作用のないセラピー
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セラピストはただリラックスさせるテクニックを使い、クライアントを誘導していくだけであり、
催眠状態に入るのはあくまでもクライアントの意志です。
ヒプノセラピーは、魔法でもマインドコントロールでもありません。
日本ではあまりなじみがありませんが、
米国ではいち早くこの技術を会社経営、医学、精神医学、スポーツなどに幅広く取り入れており、
大変効果的な技術として高く評価されています。
クライアント自らの力で問題を解決させることから、最もナチュラルで副作用のないセラピーとして言われています。ヒプノセラピーでは、シンプルなリラクゼーション・テクニックを用い、心身共にリラックスした状態にクライアントをごく自然に誘導していき、普段の生活の中で潜在意識にインプットしてしまったメッセージやトラウマなどのマイナスの要素をプラスに変換することで、プラス思考を自分の中に作っていく事を促します。 セラピー前に、しっかりとしたカウンセリングを行い、そこでご本人の問題についての詳細を伺い、そこからご本人と相談しながらセラピーの方向性を決めていきます。ですから、どのようなセラピーがその人に適しているのか、カウンセリングの後で決まることもあります。
◆ヒプノセラピーの効果について
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ヒプノセラピーの効果は初回から現れる、すぐに癒されるという方もいますし、後から、「あ、あの時のことはこうだったのか!」と解ることもあります。準備ができている方は潜在意識に働きかけるので早く効果があがる方もいれば、自分の中でまだ完全に消化しきれない方にとっては時間がかかることもあります。潜在意識は、ベストタイミングであなたが受け止められる最適なものをみせてくれます。ですから、あなたに合った速度で効果が現れるのです。
感情の中にある、喜び、達成感、幸福感、安らぎ、感動、安心感・・・などは、プラスのメッセージとしてインプットされます。プラスのメッセージがたくさんインプットされていれば、なりたい自分や理想的な自分になり人生を楽しく豊かに過ごすことができるでしょう。
しかし生きていく中で、怒り、悲しみ、ストレス、恐怖、憎しみ、不安、自己嫌悪、絶望感・・・などのものもメッセージとして潜在意識の中にインプットされてしまいます。
マイナスのイメージが潜在意識にインプットされていると、無意識のうちに私たちの感情や、行動、反応などが、それらのメッセージによって影響を受けてしまいます。そのため、「自分に自信が持てない」、「自分は不幸な生き方をいつも選択してしまう」、「自分にとって苦しい選択をしてしまう」、「思ったようにことが運ばない」というように自分の感情、行動を自分の思うようにコントロールできなくて苦しんでしまうのです。
ヒプノセラピーでは、皆さんの潜在意識にアクセスし、このような知らないうちに持ってしまったマイナスのメッセージをプラスのメッセージに塗り替える作業を行います。これによって皆さんそれぞれが、自分自身の癒し、気付きに繋がるのです。
◆催眠の誤解
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― 「まるで操り人形のように相手の思うままにコントロールされてしまう!?」
催眠と聞くとこのような誤ったイメージを持つ方が少なくありません。
その理由は、きっと、催眠というものに出会ったきっかけが、
エンターティメントのショーの催眠であったからだと思います。
過剰に演出された映画やドラマの中でも催眠は誤解されています。
催眠によって、その人のモラルや理念に反した行動を起こさせることは不可能であり、
実際は、価値観に反する暗示が与えられると、すぐにその人は覚醒状態へと戻ります。
◆催眠は学会で認められた治療法
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催眠は1955年に英国医師会が、
1958 年に米国医師会・米国心理学会が催眠を有効な治療法として認めています。
◆ヒプノセラピーは皆さんを「なりたい自分」へと導きます♪
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* トラウマの改善・・・虐待・事故など
* 対人関係の改善・・・対人恐怖、親子関係、夫婦関係、職場での人間関係、どもり
* 習慣や癖の除去・改善・・・喫煙、摂食障害、あがり症、消費癖、依存症
* 心身の悩みの解消・・・うつ、不眠症、偏頭痛、倦怠感、不安、恐れ、パニック、無気力
* 自己啓発・・・性格・自己イメージの改善、積極性の獲得、自己の開発と発見、活動力回復
* 能力の開発・・・潜在意識、身体能力、集中力、学習能力、モチベーションの向上、
*コミュニケーション能力、イメージトレーニング
* 自己コントロール・・・ストレスの軽減と対処、痛みのコントロール
* 自己探求・・・人生の目的、人生の方向性、抱えている問題の意味を探る
※身体や心のことで現在医者にかかっている方は、医師の許可が必要です。
お申込み、ご相談は、Eメールにて承ります。
当セラピールームは完全予約制、一部の講座を除き女性限定です。
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