インナーサッシの効果 | 大阪府八尾市のFPがライフプラン設計をして建てた注文住宅

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平成21年9月26日(土)に防音対策を一番の目的としたインナーサッシの取付工事をしていただきました。




簡単にインナーサッシのメリットとデメリットを書くと、




インナーサッシを取り付けたときのメリットは・・・





1.防音性能があがる




2.断熱性能があがる




3.結露対策になる




4.防犯対策になる




上記の4点の利点が主なメリットでしょう。




この中で、普通の人が一番メリットに感じることは窓の断熱性能があがることだと思います。


もし冬場の窓が寒くて困っている人や、結露がひどい窓には、インナーサッシを付けることによって、それらが軽減されます。また私のように外部の音で困っている人にも有効です。




では、インナーサッシを取り付けたときのデメリットとしては・・・




1.窓を開ける手間が2倍になる




2.窓が増えることによって、室内に光が入りにくくなる(つまり若干暗くなる)




3.インナーサッシを窓枠いっぱいに取り付ける為に、カーテン等をつけていない部屋だと圧迫感がでる




上記の3点になりますが、恐らく普通の人が一番デメリットと感じるのは1番の窓を開ける手間が2倍になることだと思います。このデメリットを妥協できるのなら、上記のメリットを得るためにインナーサッシを取り付ける価値は十分あると思います。






大阪のFPが建てる注文住宅-090926_インナーサッシ


(私の家に取り付けられたインナーサッシです。窓枠いっぱいに取り付けられています)





私の家の場合、寝室2部屋の4カ所の窓にインナーサッシの取付工事をしていただきました。




1室はビニールクロスの部屋で、もう1室は塗り壁の部屋でした。




ビニールクロスの部屋では、インナーサッシをつけたことで窓の防音性能があがった為に、いままで外に漏れていた音が室内に反射して、ものすごく音が反響するようになっています(汗)




それに比べて、塗り壁の部屋では、同じようにインナーサッシを取り付けて防音性能があがっているのにも関わらず、全く音の反響はありません。




これは塗り壁が、室内の音を吸収しているからだと思われます。インナーサッシを取り付けることによって、また塗り壁の良さを一つ発見できました(笑)




現状ですが、インナーサッシを取り付けたビニールクロスの部屋に関しては、今後は床に敷物を敷くなど、音を吸収する素材を増やしていかないと、音が反射しすぎて住めない部屋になっています(笑)(←話すとカラオケでエコをかけて歌っている状態と同じになります)




対照的ですが、塗り壁の部屋に関しては、インナーサッシと相性がよかったみたいで、何の不具合もありません。




インナーサッシを取り付けて、外部の音が大幅に軽減されたおかげで、夜中や早朝にエンジン音で目が覚めることは全くなくなりました。




実際にインナーサッシを取り付けて体験してみると、窓を2重にしただけで外部からの音が大幅に軽減されることは、すごいと思いましたね。




取付工事も綺麗だったのでインナーサッシの見た目も良かったですし、その夜からぐっすり眠ることが出来ましたので、かなり感動しました!(←それまで夜中と早朝に一度も目を覚まさない日はないくらい、音に悩まされていましたからね)




インナーサッシの費用は施工費込みで1枚6万前後で値段は安くない(新築のときに同時に工事をすればもっと安くなるはず)ですが、この先ずっと音のことで悩むことを考えれば、全然安い金額だと思います。




私個人的には、インナーサッシのことがかなり気に入ったので、地元工務店の担当者さんが家に来られたときに「いずれリビングの窓もインナーサッシにしたいと思います!」と話したら、「そこまでしなくてもいいんじゃないですか?」と正直な意見をいっていただけました(汗)




「いつかはリビングにもインナーサッシを取り付けたい!」という希望はまだあるんですけどね(笑)




このように新築で建って後も、より自分の住みやすい家にする為にリフォームすることは非常に大切だと思っていますので、地元工務店さんに新築工事をお願いして本当に良かったです。