ゆとりの空間のつくり方 | 大阪府八尾市のFPがライフプラン設計をして建てた注文住宅

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前回のブログでホッとできる「ゆとりの空間」について記事を書きましたが、今回は「ゆとりの空間のつくり方」を書きたいと思います。



ゆとりの空間のつくり方ですが、簡単に箇条書きすると、



1.空間を設計するときにお金をかける方法


2.空間に余裕をつくる方法


3.アイデアでデザインをよくする方法


4.照明器具でよくする方法


5.家具(植物)を利用してインテリアでよくする方法



1番と2番は、どちらも新築するときにお金がかかる方法です。


また4番と5番は新築後にお金がかかります。


以下、私の家を例にして、解説していきたいと思います。



まず1番の空間を設計するときにお金をかける方法は、新築やリフォームの打合せのときにつくっていきます。


私の家の場合、主寝室はレーベンという和紙の塗り壁にしたり、勾配天井して天窓を設置、ロフトをつくるなど、設計時点ですべて費用がかかることをしています。アイデアも必要ですが、すべてお金をかけないと出来ないことです。


2番の空間に余裕をつくる方法は、まだ家づくりをしていない人は、「えっ!2番の空間に余裕をつくる方法もお金がかかるの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし土地の単価が高い地域(私が住んでいる大阪府八尾市)では、空間に余裕をもたせることはイコール、土地代に余分なお金を支払っていることになるのです。


2番の空間の余裕をつくる方法も、1番同様に新築やリフォームの打合せのときにつくっていきます。


私の家の場合、階段回りで設計していまいます。階段上に収納がつくれたのですが、あえて造らず、階段上を吹き抜けにしています。あとは3番のアイデアで、階段上の窓にステンドグラス((株)シーキューブからの頂き物です)を付けてニッチやスリットのデザインを工夫して、お気に入りのゆとりの空間をつくっています。


4番の照明器具でよくする方法や、5番の家具(植物)を利用してインテリアをよくする方法は、家を建てた後でも簡単に出来る方法(こちらもお金は必要ですが・・・)ですから、インテリア雑誌などを参考にして、自分のお気に入りのゆとりの空間をつくってみるのもいいと思います。


私の家の場合も、予算の関係でリビングまでお金をかけることが出来ず、普通の間取りで普通のビニールクロスを利用したごくごく普通のリビングでしたので、残念ですが「大阪の注文住宅」の雑誌の写真にも載りませんでした(泣)


私自身もリビングは家族全員が利用する部屋で、お客様も来る部屋という位置づけで、実用性を一番重視した為に、雑誌に載ってもあまりインパクトのない部屋に見えるだろうなぁと思っていましたが、雑誌の撮影後に家具や照明器具(4番と5番)で工夫をした結果、リビングも居心地のいい空間になっています。


普通の部屋も工夫次第で、部屋の雰囲気は全然変わりますよ(ただし、家具と照明器具の購入でお金はかかります)


このように家が建ってからでも、住み心地のよい空間をつくることは可能ですが、せっかく注文住宅で新築の家を建てられるのでしたら、最初からお気に入り(こだわり)の空間をつくられるといいと思います。


また、ゆとりの空間は、他人に自慢するためにつくるのではなく、家族と自分の居心地がよければいい空間ですから、他人が普段は見ることがない場所でも全然いいと思いますよ。


私自身も新築の家で、一番お金をかけた部屋は、恐らく他人が一番入ることがない主寝室ですから、家族と自分が納得できれば、それでいいでしょう(笑)