ゆとりの空間・・・
家を建てている最中、正直そこまで考える余裕は全くありませんでした。
いまだ引越をしている途中ですが、荷物を運んでいる最中でも、ゆとりの空間ではほっとします。
そんな空間が、あなたの家にはありませんか?
私は家を建てると決まってから、この1年間の間ずっと発売されている住宅雑誌をほとんど読破していました。
最初は勉強の為に義務的に読んでいた住宅雑誌ですが、途中から半分趣味になっていました(笑)
住宅雑誌に掲載された家の写真は、本当に素敵です。
しかし自分の家に参考になるかというと、建築費用や立地条件が該当していないので、ほとんど参考にはならないのですが、見ているだけで目の保養になりますので、住宅写真をみるのは大好きになりました(笑)
ただし住宅雑誌に掲載されている写真は、すべての場所が掲載されているわけではなく、あくまでも家の中でも一番見栄えの良い場所が撮影されていることは考慮しなければなりません。
最近、自分の家が掲載された「大阪の注文住宅」に記載されている写真をみていると、「家の中で、一番見栄えのいい場所こそが、その家のゆとりの空間ではないだろうか?」と急に思えてきました。
私の家では、主寝室、玄関回り、階段回り(こちらは撮影当日未完成の為に少しだけ)が、「大阪の注文住宅」の雑誌に掲載されていましたが、やはりその場所が私にとってゆとりの空間になっています。
家を建てるときに、こだわった場所の順位をつけても、やはり玄関回り、階段回り、主寝室ですからね(笑)
そのゆとりの空間は、担当の野口さんをはじめ、大工さん、外構屋さん、電気屋さんと一番時間をかけて、協同作業で一緒に造った空間でもあります。
そしてゆとりの空間は、実用性よりも、遊び心を入れた空間でもあります。
だから正しく記載すると、ゆとりの空間とは、単純に家の中で見栄えのいい空間ではなく、自分自身が思い入れがある空間こそが、ゆとりの空間になる場所と思います。
しかし家の中で自分自身が思い入れがある場所は、自然と見栄えのいい空間になりますので、家の中で見栄えのいい空間が、ゆとりの空間となる可能性は高いでしょう。
私も意識的に「家の中に、ゆとりの空間を作ろう!」とは全く考えていませんでした。
しかし、ゆとりの空間は、私にとってホっとする大好きな空間になっています。
家を建てるとき、家の構造や性能、間取りは一番大切ですが、遊び心も忘れないで欲しいですね。
家に対する情熱と遊び心で、あなたの家にも、ホッとできるゆとりの空間が出来ると思いますよ。