人間って
いろんなことを自慢したがる生き物だと思います
美味しそうな料理や綺麗な部屋の写真をSNSに投稿してリア充を自慢したり
昔いろいろと悪いことをしていたのを“やんちゃ”などと言ってドヤ顔したり
どれだけ苦しい仕事をしたかを語って老害と言われたり
そして大抵の場合
1のことは10に、10のことは100に
自慢する度に大きくなってゆきます
いかにも自慢気に自慢している人を見るのは
はたから見ていると滑稽な気がするのですが
実はそんな私も自慢気に自慢話をしていたことがあったと気がつきました
それは“不幸自慢”です
自分がどれだけ苦しかったか
自分がどれだけ辛い経験をしてきたのか
そんなことをいつまでも引きずって
だから今、自分がこんな状態になっている
だから今、自分が苦しいのだ
だから、所詮誰も分かる筈がない
自分としては別に“不幸自慢”をしているつもりは無かったのですが
今振り返れば
不幸を拠り所にして今の自分を正当化していたのだと思います
要するに“思考停止”です
色んなことが少し上手くいかないと
『どうせ自分は昔からこうだった』とか
『やっぱり自分はこういう運命なんだ』とか
そう思うことがあったなと感じています
確かに小さい頃は
自分の力ではどうにもならないこともありましたし、耐えるしかないこともありました
だから、そういうことに責任をなすりつけたいという気持ちを持っても仕方なかったのかもしれません
力の無い小さな頃はこれが唯一自分を守るための方法だったのだと思います
けれど成長して、何でも自分で決められるようになってからも
過去の辛い出来事にすがって
全てをその辛い出来事のせいにするだけなら
何も変わらない何も進まない
いつまでも過去に引きずられた人生を送るばかりだ
そう思います
過去は過去、今は今です
もちろん今は過去の延長線上にありますから
過去を否定したり忘れる必要はありません
それどころか、過去は積極的に受け入れるべきだと思っています
楽しい過去も嫌な過去も全部今の自分を養って来たものですから
重要なのは
過去からなにを学ぶのか
過去の自分に何を見つけるか
だと思います
どんなに辛い過去にも
本当はもっときちんと見るべき事柄や自分が潜んでいる筈です
そこを見ないと、ただただ辛い思い出だけで終わってしまいます
そしてつまらない“不幸自慢”になってしまいます
過去には未来の自分に贈る宝物が沢山詰まっている
きっと、過去の自分は今の自分に向かって
沢山喋りたいことがあるのではないでしょうか
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