“何かを始めるのに、遅いということは無い”
身をもってそう教えてくれたのは父親でした
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今朝はもしかしたら初雪か?
と思いましたが、雨のまま終わりました
ただ、すぐ近くの山は白くなっていて
冬はすぐそこだなぁ、という感じです
白くなった山を見ると
早くスキー🎿をしたい
そう思います
そして、スキーと言って思うのが父親です
私の父は現在91才
毎日元気に暮らしているようで
有難いことです
そんな父ですが、60才の時脳梗塞で倒れたことがありました
幸い、搬送された病院の当直医が脳外科の医師だったので迅速に処置して頂いて
後遺症も残らず元気になりました
さてその後、父も結構懲りたのか
人一倍健康に気を使うようになって
酒・煙草を止め
軽い運動などもするようになりました
そんな中で、当時私が冬になると毎週のようにスキーに行くのを見て
『おい、俺も連れてけ』
そう言ってきました
『えっ❗今からスキー始めるの❗』
言われた私はびっくりです
還暦過ぎてから始めて大丈夫かいな?
転んで頭でも打ったら危ないだろう
寒い所行ったら血管が縮むんじゃないか?
まあ、色んなことを思ったのですが
当の本人はノリノリなので
着るものから場所・天気
万全の準備をして連れて行きました
そうしたら
真冬の冬山の景色や滑る爽快感や
いたく感激して
一発でスキーの虜になってしまいました
それからというもの
1シーズンに2回くらいはスキーに連れて行って
それだけでは足りないらしく
父親一人でもバスに乗って行ったりしていました
まあ、それだけ滑れば
当然のようにどんどん上手くなります
その時始めて実感しました
『何かを始めるのに、遅いということは無い』
たとえ、スキー未経験者が60才を過ぎてから病気を持ちながら始めても
スキーは上達する
当たり前のことなのに
なんだかんだ理由をつけて
やらない
やらせない
そんなことは沢山ある
でも父は周りの心配をよそに楽しそうに滑っていました
そして、そんな父を見て私も楽しくなりました
『何かを始めるのに、遅いということは無い』
スキーをするたびに思い出します
ちなみに
父は85才まで滑ってました
60才から85才まで25年間
立派なベテランスキーヤーですね
今でも、『スキーしたいなぁ』と呟いてます
スキーは無理でも
蔵王みたいにゴンドラに乗れるスキー場くらいには連れて行ってあげようと思ってます
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