こんなホラーなんて聞いてない・・・。
私は大のホラー苦手芸人です。怖い話を聞くことは平気なのですが、映画とかドラマで映像化されてしまうと想像できてしまって苦手です。寝る前とかに思い出しちゃうんですよね。
そして、今回のバードボックスですが、こんなホラーだなんて・・・。たぶんホラーをよく見る人や映画やドラマで怖いと思うことがない人は全く怖くないのだと思います。ただ、私には耐性がないのです・・。
ストーリーはとても好きでした。冒頭から「絶対に目隠しをとってはいけない。わかった?」と教えられている二人の子ども。そして三人で目隠しをして三人で船に乗る。なぜ目隠しが必要なのか。なぜ船に乗ったのか。彼女たちは今どこにいるのか。
過去と現在と交互に描き、だんだん謎が解明されていきます。この映画のレビューを読んでいて思ったのは、みんな結局何が襲ってきているのか知りたがりすぎだと。この映画は何が襲ってくるのかを描きたかったわけじゃない。親子の愛とかそういうものを書きたかったはずなんですよね。
思わず涙するシーンもありましたし、二人の子どもとの関係もとても泣けるものでした。もう結末がわかっているからもう一度見ようと思えるけれど、やっぱり怖いシーンは飛ばしちゃうかも。