こんなホラーなんて聞いてない・・・。

私は大のホラー苦手芸人です。怖い話を聞くことは平気なのですが、映画とかドラマで映像化されてしまうと想像できてしまって苦手です。寝る前とかに思い出しちゃうんですよね。

 

そして、今回のバードボックスですが、こんなホラーだなんて・・・。たぶんホラーをよく見る人や映画やドラマで怖いと思うことがない人は全く怖くないのだと思います。ただ、私には耐性がないのです・・。

 

ストーリーはとても好きでした。冒頭から「絶対に目隠しをとってはいけない。わかった?」と教えられている二人の子ども。そして三人で目隠しをして三人で船に乗る。なぜ目隠しが必要なのか。なぜ船に乗ったのか。彼女たちは今どこにいるのか。

 

過去と現在と交互に描き、だんだん謎が解明されていきます。この映画のレビューを読んでいて思ったのは、みんな結局何が襲ってきているのか知りたがりすぎだと。この映画は何が襲ってくるのかを描きたかったわけじゃない。親子の愛とかそういうものを書きたかったはずなんですよね。

 

思わず涙するシーンもありましたし、二人の子どもとの関係もとても泣けるものでした。もう結末がわかっているからもう一度見ようと思えるけれど、やっぱり怖いシーンは飛ばしちゃうかも。

 

 

中指をたてまくるオンナ最高だぜ。

 

こちらもネットフリックスオリジナルドラマです。こういう海外の連続ドラマってあんまり見たことがないのですが、いざ見始めると最高におもしろくて、私も海外かぶれになりたいと思いました。

 

まずビジュアルが最高なメイブ。しょっぱなから中指立てる後姿。髪色が最高にかわいい。日本でいう鬼ギャル。その鬼ギャルと童貞でしかも自分でもできないという冴えないオーティスがタッグを組んで、学校のみんなが抱える性の悩みを解決していくというもの。

 

シーズンを通して本当に様々な悩みを抱えキャラが出てきます。どうにかしてセックスしたい女の子とか、なんかうまくいかないカップルとかレズとかゲイとか。みんな本当はなんらかの性の悩みを抱えていて、でも相談するのは恥ずかしい。そんな彼らにオーティスはぴったりフィットしてセラピーはうまくいくわけですよ。

 

個人的にメイブとオーティスが結ばれてほしいし、ていうかオーティスから借りたセーターの匂いかいじゃうメイブめちゃかわだったし、恋はタイミングだな・・・!と痛感したり。

 

はやくもシーズン2が決定したとのことで楽しみがすぎます。また個性豊かな彼らに会えるの今から楽しみです。

淡々と、美しく。 アカデミー賞って感じ。

 

Netflixでのみ配信され、アカデミー賞にノミネートされた作品です。テレビで有村昆氏が「これがもし受賞したらまた映画が変わる」みたいなことをおっしゃっていて、確かにそうだと思いました。カメラを止めるなと同じ感じ。狭いところから始まり、最終的には劇場公開にまでこじつける。最高じゃん。着実にのぼっている感じ。

 

この作品は監督半自伝的な作品らしく、たしかに詳しくは知らないけれどリアルだと感じました。大学の授業で住み込みの家政婦やら奴隷のことについて学んだことがあるのですが、家政婦も家族の一員なんですよね。仕事を課せられている家族。血のつながりのない家族。どうして仕事をしていないの!と怒られるシーンもあるけれど、家族がテレビを見ている中、同じようにテレビを見るシーンもある。

 

主人公のクレアがとても強く、優しく、そして弱い。ここに惹かれますね。物静かであまり自分の感情が出てきていない印象。でも、子どもが死産した後に「生まれてほしくなかったの」と泣くクレアに感情移入しないわけないでしょうが・・・

 

アカデミー賞ってなんとなく美しいだけの作品であまり内容はおもしろくない気がしていましたが、これはおもしろかったです。劇場でも見たい。

 

 

やりまくってんな。

 

映画を見た感想はこれに尽きます。登場人物が全員やりまくる。そこで何かが芽生えるわけでも、何かが始まるわけでもなくただ終わっていった感じでした。

 

元々は会話劇だったそうで。それを映画化したものに池松壮亮くんや門脇麦ちゃんが出ています。そしてちょい役で窪塚洋介もでています。最高に適当にかっこいい窪塚さんでした。まさか出ているとは知らず。

 

初めの方が変にリアルすぎて笑ってしまいました。はい、じゃあ乱交してくださいえどうぞ~と言われてできるわけないこのリアルさ。無言が続く中、しょうもない話を初めてしまう不毛さ。みんな性欲を満たしにきたはずだからどうでもいい情報のはずだけど、やっぱり体だけじゃなくて心もつながりたいのかなぁと思いました。

 

そして、その結果が最後の池松が振られるシーンなんだと思います。体がつながった。それが心もつながったことにはならない。その悲しさが全面にでていました。まぁあの状況で振られるなんて男の側は思わないのでしょうね。でもそういうことをするのが女ですよ。と思ったり。

 

池松君好きだし、麦ちゃんも好きだし、窪塚も好きだし、よかったちゃよかったのだけど、また見たいとは思わないかな。

サガ!サーガ!

 

名作に出会ってしまいました。なんてこったい。感動の嵐。

 

何をきっかけに見始めたかは忘れましたが、見始めて速攻で「これ絶対におもしろい」と確信しました。なんていったってマモが出ているからね!

 

主人公のサクラは1話冒頭でこれからの生活に目を輝かせながらを家を飛び出し軽トラに轢かれて死にます。その後彼女はゾンビになります。そして時代は違うけれど、同じくゾンビになった女の子たちでアイドルグループを結成し、「佐賀を救うんじゃあい!!!!」という信念のもと活動を始めます。

 

個人的に曲が結構好きです。ラブライブと同様、曲がいいアイドルアニメは入り込みやすい。曲に力を入れているアイドルアニメは信頼できる。アイドルヲタクにもアニメヲタクにもわかりやすい。

 

またこのアニメはキャラ設定が非常に良いと感じます。アイドル戦国時代に王道アイドル不動のセンターだった愛ちゃん。80年代の伝説のアイドル純子ちゃん。明治時代伝説の花魁ゆうぎり。天才子役リリイ。九州制覇を成し遂げた暴走族の特攻体長サキちゃん。そして伝説の山田たえ。元アイドルだけで構成するのではなく、謎の人物やヤンキーをもってくるあたりが最高に九州。

 

聖地巡礼をするほどにハマりました。2期も楽しみです。