やりまくってんな。

 

映画を見た感想はこれに尽きます。登場人物が全員やりまくる。そこで何かが芽生えるわけでも、何かが始まるわけでもなくただ終わっていった感じでした。

 

元々は会話劇だったそうで。それを映画化したものに池松壮亮くんや門脇麦ちゃんが出ています。そしてちょい役で窪塚洋介もでています。最高に適当にかっこいい窪塚さんでした。まさか出ているとは知らず。

 

初めの方が変にリアルすぎて笑ってしまいました。はい、じゃあ乱交してくださいえどうぞ~と言われてできるわけないこのリアルさ。無言が続く中、しょうもない話を初めてしまう不毛さ。みんな性欲を満たしにきたはずだからどうでもいい情報のはずだけど、やっぱり体だけじゃなくて心もつながりたいのかなぁと思いました。

 

そして、その結果が最後の池松が振られるシーンなんだと思います。体がつながった。それが心もつながったことにはならない。その悲しさが全面にでていました。まぁあの状況で振られるなんて男の側は思わないのでしょうね。でもそういうことをするのが女ですよ。と思ったり。

 

池松君好きだし、麦ちゃんも好きだし、窪塚も好きだし、よかったちゃよかったのだけど、また見たいとは思わないかな。