願いを叶える鍵は、身体の感覚にある | セラピストおりょうの徒然記

願いを叶えるために、ポジティブにならなくていい

身体の「モヤモヤ」を感じると、なぜ現実が動き始めるのか

 

「願いが叶ったときの気分を先に感じましょう」

「もう叶っているつもりで過ごしましょう」

 

潜在意識や引き寄せについて学んだことがある人なら、

一度はこんな言葉を聞いたことがあると思います。

 

もちろん、それが心地よくできるならいい。

でも私は思うんです。

 

叶った気分になろうとすればするほど、

苦しくなるときってありませんか?

 

頭では、

「大丈夫」
「きっとうまくいく」
「私は愛されている」

と思おうとしているのに、

身体の中では、

胸がザワザワする。

 

みぞおちがギュッとする。

お腹の奥が重たい。

なぜか不安になる。

 

そんな状態で無理に

「ワクワクしよう」とすると、

身体の本音を置き去りにしてしまうことがあります。

 

そこで大切なのが、

身体の中にあるモヤモヤを、

消そうとせず感じてみること。

 


願いを止めているのは「願いが弱いから」ではない

私たちは何かを望んだとき、

同時にこんな思いが出てくることがあります。

 

「でも私には無理かも」

「どうせうまくいかない」

「失敗したらどうしよう」

「嫌われたら怖い」

 

つまり、

「こうなりたい」というアクセルを踏みながら、

「でも怖い」というブレーキも同時に踏んでいる状態。

 

だから進みにくくなる。

ここで多くの人は、その不安を消そうとします。

 

「考えちゃダメ」

「もっと前向きになろう」

「いい気分でいなくちゃ」

でも体感メソッドでは、逆のことをします。

不安を消そうとしない。

 

むしろ、

「この不安、身体のどこにあるんだろう?」

と見ていきます。

 


願いにかかっている「ブレーキ」を外す4ステップ

 

やり方は、とてもシンプルです。

① 打ち消す思考に気づく

何かをやってみようとしたとき、

「私には無理」

「失敗するかも」

「相手にされないかも」

という思考が出てきたら、

「あ、今ブレーキが出てきた」

と気づきます。

思考を否定する必要はありません。

 


② 身体のどこに反応があるかを見る

次に、

「この考えが出たとき、身体のどこが反応している?」

と自分に聞きます。

 

胸がザワザワする。

みぞおちが重い。

喉が詰まる。

お腹がギュッとする。

 

そんな小さな感覚で大丈夫です。

 


③ その感覚を、ただ感じる

そのモヤモヤを急いで消そうとせず、

ただそこに意識を向けてみます。

 

「重いな」

「ギュッとしてるな」

「怖い感じがするな」

と観察する。

 

理由を考えすぎなくて大丈夫。

頭ではなく、身体に意識を戻します。

 

少しずつ感覚が弱くなったり、

場所が変わったり、

ふっと緩んでいくことがあります。

 


④ また不安が出たら、そのたびに戻る

一度感じたら終わり、ではありません。

 

行動した後に、

「やっぱりダメかも」

「返事が来ない」

「うまくいっていない気がする」

と不安が戻ってくることもあります。

 

そのたびに、

「今、身体のどこが反応してる?」

と戻ればいい。

何度でも。

 

ブレーキが出るたびに、少しずつ緩めていく。

その繰り返しです。

 


思考ではなく、身体を見る

 

たとえば、

「やってみたい仕事がある」

と思ったとします。

 

その瞬間、

「私なんか無理」

という考えが出てきた。

 

普通なら、

「そんなことないよ」

と自分を励ましたくなるところです。

でも、そこで少しだけ止まります。

 

そして身体を見る。

胸かな。

喉かな。

みぞおちかな。

 

「胸の真ん中がギュッとしている」

そう気づいたら、その感覚を変えようとしません。

ただ感じます。

 

ギュッとしてるな。

重いな。

少し冷たいな。

怖い感じがするな。

 

そこにしばらく意識を向けている。

すると、最初は強かった感覚が少し緩んだり、

場所が動いたり、

形が変わったりすることがあります。

 

そして身体の緊張が弱くなると、

「無理に決まってる」

と思っていた考えまで、

少し力を失うことがあります。

 


抵抗がなくなるとは「怖くなくなる」ことではない

 

ここはとても大切です。

願いに対する抵抗がなくなるというのは、

何も怖くなくなることではありません。

 

そして、

絶対に成功すると信じ込むことでもありません。

むしろ、

「怖いけど、やってみようかな」

になれること。

これが大きい。

 

以前なら、

「失敗したらどうしよう」

行動しない

 

だったところが、

 

「失敗するのは怖い」

身体の怖さを感じる

少し落ち着く

「じゃあ、できることだけやってみよう」

に変わる。

 

つまり、

願いが叶う方向へ自然に動ける自分に変わっていく。

 


願いが叶うとは、魔法より「選択が変わること」

 

私はここを、とても大事にしたいと思っています。

身体のモヤモヤを感じれば、勝手に願いが叶う。

 

という単純な話ではないと思うんです。

身体の抵抗が弱くなる。

 

すると、

今まで見えなかった可能性が見える。

怖くてできなかったことができる。

人の好意を受け取れる。

チャンスに気づける。

助けを求められる。

 

「どうせ無理」で閉じていた扉を、

自分で開けられるようになる。

 

そうすると結果として、

現実が動き始める。

 

願いが叶うという現象の裏には、

こんな小さな変化がたくさん

隠れているのかもしれません。

 


「叶った気分」を無理に作らなくていい

 

これを知ると、少し楽になります。

無理にワクワクしなくていい。

感謝できない日に感謝しなくてもいい。

 

不安なのに、

「私は大丈夫!」

と言い聞かせなくてもいい。

 

不安なら、

「不安なんだね」

でいい。

 

そして身体を見る。

 

胸が苦しいなら、

その胸の苦しさを感じる。

 

喉が詰まるなら、

その詰まりを感じる。

 

まずは、

今ここにあるものを否定しない。

 


願いを強くするのではなく、願いを止めているものをほどく

 

私たちはつい、

「もっと自信をつけよう」

「もっと自己肯定感を上げよう」

「もっとポジティブになろう」

と考えます。

 

でも、もしかすると必要なのは、

何かを足すことではなく、

自分を止めているものに気づくこと

なのかもしれません。

 

願いはもうある。

「こうしたい」

「こうなりたい」

「こんな人生を生きたい」

それはちゃんとある。

 

ただ、その前に、

怖さや不安や、

「私なんか無理」

という身体の反応が立っているだけ。

 

だったら、

無理やり飛び越えなくていい。

そのモヤモヤを、少しずつ感じてあげればいい。

そして身体が少し静かになったところで、

自分に聞いてみる。

 

「それでも私は、本当はどうしたい?」

その答えから、小さく動いてみる。

 

願いを叶えるとは、

遠くにある奇跡を必死で引き寄せることではなく、

自分の中にかけていたブレーキを、

一つずつほどいていくこと。

なのかもしれません。

 

一人で感じ切るのが難しいときは

 

身体のモヤモヤに意識を向けようとしても、

「これで合っているのかな」

「結局また考えてしまう」

「どこを感じればいいのかわからない」

そんなこともあると思います。

 

特に、ずっと我慢してきた感情や、

長い間繰り返してきた思い込みは、

一人では気づきにくいこともあります。

 

心理カウンセリングでは、

今起きている出来事だけを見るのではなく、

 

そのとき身体の中で何が起きているのか
どんな感情をずっと抱えてきたのか
本当はどうしたかったのか

を、あなたのペースで一緒に丁寧に見ていきます。

 

無理にポジティブになる必要も、

答えを急いで出す必要もありません。

 

今ある感覚に気づき、
少しずつ自分の中のブレーキをゆるめながら、

「今をもう少し生きやすくする」こと。

 

そのための時間として、

カウンセリングを使ってもらえたらと思っています。

 

一人で抱え続けるのが少し疲れたときは、どうぞ話しに来てください。

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