入梅前に山法師が開花しました | ∞健太の甥のまさるでございます∞

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主木だった夏椿(別名:シャラノキ)がチャドクガの大発生で取り替えたのが画像の地味な山法師です。

購入時に病虫害に強いが花が咲くまで時間が掛かると注意を受けた。10年くらいかかってやっとつぼみが見えた。

5月下旬に満開になったがやはり地味~な咲き方だ

見る角度で結構首が長く坊さんたちが競い合っているようにも見えます。

この花が、お坊さんの帽子をかぶった姿に似ていると言う事で「山法師」と命名されたようです。かなり近づかないと花の形が分かりません(^^♪

 

下段に参考資料を添付します。

私の体験で、通常の植栽でも管理の仕方を熟知しないと、とんでもない災害になります。チャドクガは隣家の境に「サザンカ」が垣根になっていて、そこに集中して越冬し新芽が出たころに行列でヒメシャラを食害、無防備で退治したのが原因でした。首周りから両腕がボツボツと晴れ上がり全身湿疹状態で、町内の掛かり付けに運ばれ先生が「チャドクガだな」といってガムテープでペタペタとやりながら、看護士さんが注射(点滴)の用意をしながら「冷シップだよ」ビニール袋に氷を入れて、冷やしてくれた。「総合病院なら救急車で入院だよ」冷やかされる。

これ以来、花や樹木の手入れ時は全身完全防備で、いつもサウナの状態です。

 

*参考1:ヤマボウシ

ヤマボウシの名前は、4枚の白い花びらが、白い頭巾をかぶった法師(僧兵)に似ていることに由来する。 ●近縁種にアメリカヤマ   ボウシ(ハナミズキ)がある。

*参考2:チャドクガ(JATAFFサイトより抜粋)農水省関連のサイトです

 

 ドクガ科。本州以南の日本各地に分布。名前のとおりチャの害虫として知られていますが、同じツバキ科のツバキやサザンカでもよく大発生します。 この毛虫の発生が庭木としてのツバキやサザンカの最大の欠点とすらいえるほど、近年都市部でもっとも問題の大きい毛虫です

 幼虫は生育の全期間を通じて集団で生活し、成長すると体長が25mmほどになります。ツバキやサザンカの葉に毛虫が群がっていたら、 まずこの毛虫と考えて間違いありません。人を刺すのは目立って長い毛ではなく、からだ中に50万本もある微細な毒針毛です。 毒針毛は幼虫が脱いだ皮(脱皮殻)にも長い間残りますので、冬に樹を剪定しても刺されることがあります。

 年2回発生し、葉の裏に生みつけられた卵塊(黄色の毛玉状)で越冬し、幼虫は5月のゴールデンウイークのころの孵化します。 幼虫は頭を並べて集団で葉を食べますが、冬のうちにたんねんに卵塊をさがして除去したり、幼虫のまだ小さいうちに葉を切り取って踏みつぶすのが家庭では効果的な防除法です。 幼虫が大きくなると集団がいくつにも分かれ、被害が樹全体に及び、除去は危険です。ただし、たいていの家庭用殺虫剤は、ほとんどの庭の毛虫に効果があります。 6~7月ころに成虫が羽化して、また産卵し、8~9月に2回目の幼虫が発生します。それが成長して9~10月に羽化した2回目の成虫が生んだ卵が越冬します。

 幼虫がサナギになるとその表面やマユに毒針毛がベタベタついていますし、雌成虫は羽化すると腹の先に毒針毛をまとめてつけて飛びたち、 それを卵塊になすりつけます。このためチャドクガは、幼虫ばかりでなく脱皮殻やサナギや成虫や、卵まで人を刺します。写真のように、2cmくらいの大きさで、 翅の先に2個の小さい黒点のある黄色っぽいガが家の中に飛んできたら注意して下さい。絶対に直接さわらずにびんなどで捕らえるようにします。チャドクガの毒性は次のドクガよりはやや弱いものの、刺されるといつまでも激しいかゆみが残り、それが2~3週間も続きます。また、 刺されたときの痛みはほとんどなく、あとからヒリヒリした痛みと強いかゆみでそれとわかるのでやっかいです。この毛虫に刺されたとわかったときは、 その場所にセロハンテープを貼って毒針毛を取り、そのあと長く流水で洗い流すのがよく、手でこすったり掻いたりするのは最悪です。 抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗り、症状がひどければ抗ヒスタミン剤を内服します。何度も刺されるとアレルギー症状を起こし、 全身に症状が見られることもあります。

長くなりましたが、お子さんなら命にかかわる事態になるそうです。ご参考に