ヨコハマ、早朝の地震は首都直下型の想定場所と同じなの?~追記・小説3 | orizuruブログ

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保護した仔猫の成長記録♪生死をさ迷って・・・



あのひどい雨降りからやっと解放された朝、窓を開けると。。。
鱗雲が!(^^)!
秋ですねぇー

それにしても連日TVや新聞で報道されています、栃木・茨城・宮城大変な事になってしまい(>_<)
行方不明の方の捜索が本格的にされはじめましたぁー
避難されている方達も疲労困憊のことでしょう!
早く水が引いて、通常の生活に戻れますようお祈り致しておりますぅー

早朝、どーんと言う音がしたと思ったら、横揺れが(@_@;)
爆発音だと思ったんですぅー
ガタガタと揺れはじめて、地震だと気が付きました(汗)
ちょうど二階のベランダで野鳥に餌をあげていた時だったのですがぁー
急いで一階のニャンズの部屋へ飛んで行くと。。。

母がサークルの中にいる5匹に声をかけていてくれました!
総立ちになって、不安そうな様子でしたがぁー
ゆきもみんなの頭をなでながら、揺れが収まるまで「大丈夫だからね」
揺れなくなると安心したのか、毛繕いをしてましたぁー

地震には慣れているはずなんですがぁー
今回の地震は胃をつき上げるような感じで!
地図を見たら、これって限りなく横浜・川崎に近い東京湾の震源(^_^;)
想定されている首都直下型と同様の場所で発生したそうですぅー
それでねぇー
以前から不思議に思っていたんです(-_-;)
直下型が起きた時の被害状況が一番ひどいのが、横浜なのは何故?
ゆきの家ではご先祖様からの云い伝えとしてぇー
「大きな地震が起きたなら海へ逃げてはいけない、反対の山の方へ逃げろ」

関東大震災の時、横浜港は火の海と化したそうですぅー
今は埋め立てをして建てられた建物、火力発電所とか。。。
工場地帯ですから、製油所もありますぅー
その危険性はいくばかりか?
今日の地震は直下型の千分の一の規模だそうですからぁー
(;一_一)千倍の地震が来る?考えただけで恐ろしい!

お昼頃コーラを買って、家に帰って来ると(^^)
母から「これお願いね」



渡されたのは国勢調査の用紙なんですぅー
母の話しだと、インターネットしてますか?
尋ねられたので「してます」
そう答えたら、これを渡されたそうですぅー
ネットからの書き込みになるんでしょうか?
今年から本格的に始動したのではと思うんですが。。。

本日のワンショット



アリス君ですぅー
このクネクネスタイル
お得意のポーズですぅー

追記~小説3

片方の目の上には斜めに傷跡が走っていました。
数年前お婆さんが近くのお寺にお参りに行く途中で、野犬に襲われている猫に出会いました。
お婆さんが必死に犬を追い払った時には、既に猫は深い傷を負っていて、傍らには数匹の子猫が噛み殺されておりました。
哀れに思い親猫を撫でてやると、うっすらと目に涙を浮かべました。

しばらくして、お婆さんの腕の中で静かに息を引き取った親猫の体の下から、小さな子猫が顔を出しました。
親猫が自分の体で庇ったこの子猫だけは、まだ息があったのでお婆さんは子猫を連れて帰りました。
お婆さんの手厚い看護のお陰で傷が治った子猫は、子供のいなかったお爺さんとお婆さんにそれは可愛がられました。

たまは毎朝家を出ると、少し離れた川べりの船着場に出掛けます。
ここは明け方出漁した小舟が、近海の魚を獲って水揚げする場所でした。
近くに住む住民が魚を買いに来ると、漁師は生きの良い魚を手慣れた包丁捌きで割いては渡しておりました。
猫好きな漁師は残った小魚を寄って来た猫達に与えておりましたが、特にたまがお気に入りのようでした。

この日も小魚をご馳走になったたまがすり寄ると、漁師は籠から猫と同じぐらいの魚を取り出してたまに与えてやりました。
たまはその大きな魚を口に銜えると、首をぐっと上に向けて歩きはじめました。
魚の頭としっぽは地面を擦るように垂れ下がっておりましたから、かなりの重さらしく。

お爺さんとお婆さんの店の前まで来ますと、ニャーと鳴きました。
お店を開ける仕度をしておりましたお婆さんは。

「たま、また頂いて来たのかい。後で今川焼きを漁師さんに届けておくれ」と言いながら、優しく猫の頭を撫でました。

たまは戸口の庇にのぼると、しっぽをパタパタとさせて道行く人にニャーと声をかけます。
そのあまりの可愛い仕草に釣られて、お客が次々とお店の中に入って来る繁盛ぶりでした。
お店が混みはじめるとたまは何処へやらと出掛けて行きましたが、必ず夕方には戻ってまいりました。


暮れも近付いた二十九日。