「楽園の真下」荻原浩 | お仕事小説多めかな

お仕事小説多めかな

色々学ぶことの多い「お仕事小説」を多めに紹介。完全にリアルではないけど、考え方など自分の仕事の参考になる部分も。

Amazon.co.jp - 楽園の真下 (文春文庫) | 荻原 浩 |本 | 通販

▶業種:ライター

▶職種:ライター

 

▶ストーリー

“日本でいちばん天国に近い島”「志手島」は

人口が少ないのに多くの自殺者が発見され、

「死出島」とも呼ばれている。

その島で巨大カマキリが見つかったという

ニュースを聞いたフリーライターの藤間は

現地へ。

巨大カマキリと自殺者の謎を追い島へ。

そしてさらなる悲劇がー。

 

▶感想

荻原先生の作品は好きで読んでいますが、

この作品は5段階評価で3。

 

後半の切迫した描写はさすがに

引き込まれましたが、

ベースのストーリーがいまひとつ

大きいかまきりからのが欲しかった。

 

青ヶ島をイメージして読んでいたので、

死ぬまでに、さらに元気なうちに

青ヶ島に行ってみたい。

 

余談になりますが、今いる昆虫が

太古の虫のように大きくならないのは

肺呼吸ではなく自然吸気だからだ

そうです。

太古は空気の濃度が濃かったから

大きくても十分呼吸できたが、

今の空気の濃度だと大きくなると

酸欠になってしまうから

大きくなれない。