「ウチのセンセーは、今日も失踪中」山本幸久 | お仕事小説多めかな

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色々学ぶことの多い「お仕事小説」を多めに紹介。完全にリアルではないけど、考え方など自分の仕事の参考になる部分も。

ウチのセンセーは、今日も失踪中 (幻冬舎文庫) | 山本 幸久 |本 | 通販 | Amazon

▶業種:

▶職種:漫画家

 

▶ストーリー

富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに

行った宏彦は、失踪癖のある大御所漫画家の

アシスタントになるハメに。

クセのある仲間や編集者とセンセーの連載を

落とさないよう必死に頑張る宏彦。

実は、陸上の有望選手だったが、

高三の秋のある事件で進学を諦め、

病弱な妹の言葉で漫画家を目指すことに

なったのだ。カッコ悪くも沁みる、痛快エンタメ。

 

▶感想

あまりリアリティはないが、

無くもない話かなと。

 

物語的には、さくさく読めて

個人的には非常に面白かった。

 

今日のニュースで49歳で漫画家を

目指している人の話がでていて、

漫画のアシスタントをしながら、

4.5畳の部屋でひたすら漫画をかいて

コンテストに応募しまくる日々。

大変だとは思うけど、

日々会社の歯車として、

やりたくもないことをやる

人生とどっちが充実しているのか

考えてしまった。

 

もっとも漫画が認められ、

売れるのがベストだと思うけど。

それはそれで、この物語に出てくる

先生みたいにネタがなくなったり

描けなくなったら、そこからの

人生がつらいだろうなとも思った。

 

宝くじでもあってて、

好きなことを仕事にして

のんびり生きたいと思う日々です。