去年の今頃、ちょうど東京に住んでいて、年末に夫が部分痙攣を起こしたんだっけなぁ…

 

夫が単身でS県に戻って冬のお店営業をしようと準備していた矢先、術後初の部分けいれん発作。

その時はいきなり右麻痺になって、20分ぐらい右半身の麻痺が出て歩行も困難になって。

 

痙攣が治まった後に都内の3時救急病院を受診したっけ~。

 

当時の記事はこちら

 

そんな事件があってからもうすぐ1年。来年の6月で夫は術後丸2年。

 

前置きはそれくらいにして、去年はインフルエンザの予防接種を受けなかった夫ですが、

今年は仕事に復帰しているし、接客業だし、私も病院勤めなのでいつインフルエンザにかかっても

おかしくない状況。

 

私が復帰した病院は以前インフルエンザの大流行で病棟が閉鎖したこともあり、

そのためかインフルエンザワクチン接種を家族も含めてめっちゃ励行する病院。

 

インフルエンザワクチン…なんか年々新しい型とか増えて、そのたびにイタチごっこで

強力なワクチンが出てくるけど、昔のインフルエンザワクチンってこんなに腫れたっけ?って

いうくらい腫れたり、痺れるような痛みが強く出たり、しばらく痛みが残ったり。

 

子宮頸がんワクチンもそうだけど、副作用が心配になってきて、私もできれば接種したくないんだけど。

インフルエンザ脳症があるくらいだから、強力なインフルエンザに夫がかかっても、

インフルエンザワクチンで脳に何か副作用があっても心配。

 

しかも未だにイーケプラも飲み続けていて、果たしてインフルエンザワクチンを打ってもいいのかどうか。

ネットで調べて、さらに病院においてある医療従事者向けの今日の治療薬でも調べてみたけど

まぁ、あんまり正確なエビデンスが載っている記事もなく。

 

不安なままでインフルエンザワクチン夫が私より先に勤め先の病院で打ったけど、

特に何ともありませんでした。

 

しかし、今年のインフルエンザワクチン痛かったな。私は3日間くらい痛みというか、

打った部分の痺れが強くて、決して神経を傷つけるような位置に打たれた訳ではないけど

指先までビリビリするような痛みが何日残った。

 

海外から帰国して今同じ職場で働いている日本人のナースマンは

「日本人だけですよ、そんなインフルエンザワクチンがどうのこうのって騒いでいるの。

海外じゃそんなの打たないし、風邪ひいたり、インフルエンザにかかったら仕事休んで

休養すればいいじゃないですか、日本人は働き過ぎなんですよ!!」って言っていて、

本当に、もっともなご意見だと納得した次第。

 

私も4年前に病棟で2番目にインフルエンザにかかり、結局5日間休んで夜勤も

代わってもらったりだったけど。せめて7日間くらい休ませて欲しかったよね。

日本人は働きすぎ、仕事に穴あけちゃいけないとか、代わりがいないとか、

周りに迷惑かけるとか。そんなのどうでもいいよね、もっと自分を大事にして生きないと。

 

夫があれだけの大きな病気をして、とりあえず高次脳機能障害(周りからは普通に見られているけど

医療従事者の私からすると結構あるある)がチラホラありながらも麻痺もなく健康で働けている毎日。

生きているだけでありがたみを感じる日々。インフルエンザにかかって数日休んで周りに

なんやかんや言われても、生きているだけでそんなの屁でもございませんわ。

 

そういえば私、来年から3年間大殺界らしい。

去年は夫の大きな病気、手術、夫が仕事できなくて経済的にも大変だった。

私の精神的にも、でも乗り越えた。

今年はブログには書かなかったけど愛犬が悪性リンパ腫で11月4日に亡くなった。

最後の2か月は結構壮絶な犬の介護生活だった。本当に、もう2度と犬を飼いたいと

思えないくらい壮絶で、寝不足で、精神的にもギリギリで、それも乗り越えた。

 

その私が来年から大殺界。

今の私にとっての大殺界なんて自分が死ぬこと以外は何でもないし、この先の人生、

この2年間以上につらい年って来るのだろうか?

だから大殺界とか信じないし、まぁ、もともと信じてないんだけどね。

鼻先で笑っておこう。