ポール・マッカートニー・アウトゼアー・ジャパンは、今年4月の話です。
 
 
私はVIPチケットで行ったので、その話を書こう書こうと思いつつ、毎日猛烈に忙しくて、書けないままでいました。
 
 
 
しかし、先日のスカパー無料放送で、ピート・ベストのインタビューや、エド・サリバンショーの映像などを見ていると、やっぱり書いておこ!
 
という気になりましたので、思うままに、つらつら書かせて下さい。
 
 
 
私が物心ついた時には、ビートルズはもう解散していました。
 
 
私が影響を受けたのはチューリップで、その財津さんが、ポールに心酔している事があり、気をつけて聞くようになったのが始まりでした。
 
 
そして、あの頃は、ちょうど。赤盤、青盤が発売された頃にあたります。
  
 
 
中学生なりたてくらいだったかな。
 
 
 
確かあの頃、ラジオ大阪で、横山プリンちゃんの番組があって、その後に、小島一慶さんの、東芝EMIがスポンサーの短い番組があったのです。
 
 
 
その短い番組の中で、赤盤、青盤が紹介され、それに衝撃を受けた後、番組の最後に毎回「心の旅」がかかる、という流れだったので、多感な私は、リアルタイムでなくても、しっかり影響されたのでした。
 
 
 
ポールのコンサートの事を書く前に、やっぱり少し書いておきたかったんですよね。
 
 
 
リアルタイムでビートルズと一緒に成長した人たちは、どんな思いだったのだろうかと。
 
 
 
私が物心ついた時には、ジョンもポールも、2大天才ミュージシャンだったわけで、二人が一つのマイクを挟んで歌っていたのはすごいなぁ、なんて見ていたわけですが、
 
 
当初はジョンが天才で、ポールは普通に見えていたはずです。
 
 
 
それが、徐々に、ポールの普通ではない才能が、開花して、とてつもない名作が出来てきたわけなんですよね。
 
 
 
正直、私は、初期のジョンが大好きです。
 
 
 
皆様も、そうではないでしょうか。
 
 
 
女性の方なら、あの薄い唇から放たれる、セクシーな声、たまらないですよね。
 
 
男性の方も、あの声で、あのメロディーで、あ、そうくるか、こうくるか、という仕掛けだらけの曲を聞かされて。
 
 
しかも、ロックでありながら、ハーモニー。
 
 
 
後々、ジョンとポールがわかれていった事を思うと、つらい気もするのですが、
 
 
 
ポールのコンサートに行くと、しっかりジョンへの歌を歌ってくれて、泣かされる・・・・・
 
 
 
ポール様、日本に来てくれて、本当にありがとう。
 
 
私は、ビートルズの曲が聞ける時代に生まれて、ポールのコンサートに行けた事を、本当に幸せに思っています。
ウブドでは、カンプンリゾートに泊まった。
 
 
以前泊まった時、3匹のレトリバーたちがいた。
 
 
皆、賢くて、レストランのお客さんに一切食べ物はねだらず、でも、お客さんがなでなですると、おとなしく喜んでくれるわんこたちだった。
 
 
その中で1匹、とてもシャイなわんこがいて、この子だけが、お客さんから離れて、レストランの隅に寝そべっている。
 
 
宿のボスらしき人が言うには、あのわんこは、日本人にだけなつくんだよ、と言う。
 
 
まさか。
 
 
中国人も韓国人もいる中で、日本人だけ見分けつくんかいな。
 
 
と思っていたら、なんと、そのわんこは、私の足元にやって来るではないか。
 
 
この子は、本当に日本人の見分けがつくんだ。
 
 
日本の、わび、さびがわかるんだ。
 
 
私は嬉しくて、このわんこを、何度も何度もなでなでした。
 
 
 
 
さて、今回もカンプンリゾートにやって来て、私はあのわんこを探した。
 
 
到着日は見当たらず、まぁ、翌日にはおるやろ、なんて思っていた。
 
 
が、翌日になっても見当たらない。
 
 
私は、不思議に思って、スタッフに、あのわんこはどうしたの?と聞いたら、死んだとの答え。
 
  
すべての生き物は死ぬのだけれど、また会えると思っていただけに、つらかった。
 
  
 
 
でも、他の二匹のわんこは健在で、お客さんたちと、相変わらず仲良くやっている。
 
 
私もわんこは好きなので、朝食を終えたり、お散歩から帰って来たりするたびに、なでなでしてやっていた。
 
 
 
 
そうこうして過ごしている内、最終日、私は例によって、朝ご飯を食べた後、わんこをなでなでなで~、といつもよりいっぱいなでて自分のコテージに戻った。
 
 
帰る荷造りをしないといけない。
 
 
せっせと詰めて、ひと段落したところで、玄関側のカーテンを開けていなかった事に気がついた。
 
 
そこで、カーテンを開けたところ、何と、あのわんこが、玄関前に寝そべっているではないか。
 
 
 
 
私が朝食を済ませてから、1時間はたっている。
 
 
このわんこは、嗅覚を頼りに、私のコテージを探し出し、玄関前でずっと待っていたというのか。
 
 
私は、いとおしくなって、玄関を開けて、わんこを招き入れた。


 
 
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わんこは、エアコンの効いた室内が気持ちいいらしく、部屋に入るとすぐに冷えた床に寝そべった。
 
 
私は、そんなわんこのかたわらで、スーツケースを改めて整理し直していたのだった。
テガラランのもう1軒の大きなカフェは、アランアランカフェ。
 

 
棚田の端の方にあるので、景観的には、テラスパディカフェより、やや劣る。
 
 
 
ただ、値段も安いし(量も少ないけど、女子には適量)、料理の味は、こちらもピリ辛でおいしいので、お勧め。
 
 
 
そして、ここでは、店員さんがフレンドリーだ。
 
 
 
私は、2回行っただけで顔を覚えてくれて、あの東屋席がいいのよね、なんて案内してくれた。
 
 
 
(ここもランチタイムは混みますから、いい席に座りたければ、時間をずらしましょう)
 
 
 
その日の私は夕方4時頃に行って、ぼんやり棚田を眺めていた。
 
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空模様が悪そうだったが、そのうち雨が降り出した。
 
 
あー、こりゃちょっと雨足が弱まるまで、しばらくここにいるか、と思って、ぼんやり、むしゃむしゃ食べてくつろいでいた。
 
 
すると、まだ少年のような店員がやってきて、東屋のひさしをおろしましょうか、と合図してくれる。
 
 
私は笑顔でお願いをした。
 
 
少年は、雨の中、一生懸命、縛り付けられたひさしをほどいて、雨すだれを作ってくれた。
 
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やがて雨は止み、食事も終わり、長居もしたので、もう帰ろうかと思い、席で精算をした。
 
 
お釣りはわずかだったので、もうもらえないだろう、と思ってそのまま帰ろうとした時、あの、雨の中頑張っていくれた少年が、わざわざお釣りを持ってきた。
 
 
何だか、下っ端の少年だから、こんなわずかなお釣りを持って行かされたのかもしれない。
 
 
私は、彼がわざわざ持ってきた、日本円に換算したらごくわずかな金額のお札を、そのまま彼の手に握らせた。
 
 
日本円ではわずかでも、貨幣価値の全く違うインドネシアで、この金額分働こうと思ったら、やっぱり少しはかかるはずだ。
 
 
チップとして、テーブルにお札を残しておく方法もある。
 
 
でも、それだと、この頑張っている少年ではなくて、先輩店員が、食器を片づけがてら持って行ってしまう可能性が高い。
 
 
あの、真面目な少年が、そのまま成長して幸せになってほしい、なんて思って店を後にした。