いいねしてもらう人の中に、結構スピリチュアル系の方がいる
スピリチュアルは否定するつもりはない
しかし、占いなどはしたことはない
神社に行っておみくじなどもほとんど引かない
占ってもらうような恋愛関係もない
占ってもらうような人生の選択もない
わざわざ有名な占い師にのところまで出かけて行って占ってもらう気持ちもない
しかし、ネットなどを見ていると、大物と言われる占い師がネット上で占いをしてくれると言うメニューがある
名前だけは、聞いたことがある新宿の母とか、なんとかの母とか色々だ
有料ではあるが、一部無料で鑑定するというボタンがある
無料ならということで、いくつか一部無料ボタンを押して占ってみたf(^_^)
生年月日を入れて占うものもある
タロットカードを引いて占うものもある
色々占っていると、これは違うと思うのものもあるし、反対に結構当たってるなあというものもある
結構当たってるなあと思った占いがあった
一部無料なので文章の頭の3~4行だけが読める
占いが当たっていると、続きが読みたくなった
そこで、お金を払って占ってみた
そうすると、自分の人生は7割方他人の助けを借りて生きていく人生だという
つまり自分の力は3割だ
過去を思い出しても節目節目で誰かに助けられて今の自分がある、というのは確かにある
また、将来経済的に苦労することはないということだった
本当なら嬉しい
女性との運命の出会いは何回かあったと書いてある
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自分は大学を卒業して、今とは別の会社に就職している
その企業に面接に行ったときのこと
その会社があるフロアへの階段を上っていくと、一人の女性が部屋から急にドアを開けて出てきた
細身で真っ黒な長い髪が印象的だった
今日面接に来た○○と申します
その女性は割りとそっけない素振りで、こちらが入口ですと案内してくれる
それがその女性との最初の出会いだった
結局、その会社に入社することになった
会社ではその女性は事務全般を取り仕切っている
後で名前を知るが、まるで宝塚みたいな名前だった
でも、それが見た目の華やかさと一致していた
誕生日も自分とわずか半月しか違わない
だから、もちろん同級生だ
高校は別だったが、同じ市内で割と近い距離にあった
何か運命を感じないわけではなかった
しかし、一緒に仕事をしていると、だんだん性格が分かってくる
かなり気の強い女性だった
しかし、年配の男性からは随分可愛いがられていた
また、若い同僚もこの人と付き合えたらなぁと思っていた人もたくさんいたと思う
自分の方はと言うと、最初の頃はと言うか、入ってからずっと先輩から怒られぱなしだった
そんな自分を見て、たぶんダメな人と思っていたと思う
いや、思っていたに違いない
だから、自分ははなから恋愛対象外だっただろう
入って1年ぐらいは、何この人、みたいな目で見られていた
彼女への 憧れはあったが、こんな自分ではとても声をかけるような勇気はない
それでもなんとか1年乗り切った
そしてまた、仕事が忙しい時期になる
手が遅い自分は、当然残業しないと仕事が終わらない
先輩や同僚が、一人、二人と帰っていく
そのうちにフロアに自分一人だけになる
いや、事務の女性がまだ一人で残っていた
広いフロアに、その二人が離れて黙々と仕事をしている
二人だけになったのは20時を過ぎていただろうか?
そのうち21時となり、22時も過ぎた
それでもまだ彼女は帰らない
突然彼女が、バタッ、と立ち上がり、足早に自分の隣の空いている机に座った
えっ、なんでと思ったが、自分も面食らってしまい話しかけることができない
彼女もずっと黙っている
さすがに、この時間で彼女一人にして自分が先帰れないよな
自分が声をかける
”もう帰らない?“
たぶん彼女は気が強かったから、一緒に帰ろうなんて自分からは言えなかったのだろう
その後結局、二人で最寄駅まで夜道を二人で歩いて帰った
こんなことが一回や二回ではない、何回もあった
そこで何を話したかは、よく覚えていない
そんなことがあってから、なぜか彼女の自分に対する態度が変わったように思った
だが、その後二人の関係が発展することはなかった
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彼女に会うことは、もうない
過ぎ去りし日の淡い思い出だった