orionwaveのブログ、詩

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日常のたわいもない話と時々詩などを書いています


風のように生きたい🌫️


突然、転勤を命じられた

行き先は長野県内のいくつかある支社のうちの1つだった

以前、自分はそこに務めていたことがあり、またその時の同僚と数年ぶりに会うことになる

正直楽しい思い出ばかりではなく、苦い嫌なことも思い出される

懐かしいという気持ちはあるが、あまり期待感はなかった



とにかく来月1日からの出勤となる

まあ実家から通えるし、そう慌てることもないだろう


そして出社当日を迎える

出社時刻、1時間前に家を出ればいいだろう

慌てることもなく、出社時間30分前にその支社に到着する


出社すると玄関前で支社で働いていると思われる面識のないおじさんと出会う

”今日からお世話になるオリオンです“



”いや、そんな話を聞いていないよ“

”えぇっ“

”ちょっと上のものに聞いてみるよ“

と、そのおじさんは親切にも事務所にまで自分を連れて行き聞いてくれた


しかし、やはり自分がここに転勤するという話はないとのことだった


何かキツネに包まれたような気分だった


まさか転勤先を取り違えたのか

転勤辞令の書類をもう1度見返そうと鞄を探した

しかしいくら探してもその書類が見つからない

それがないと問い合わせ連絡先もわからない


やっと車の中で書類を見つけた

同じ県内の別の町にある支社と間違えていた

刻々と時刻が過ぎていく

慌てる

今から移動しても確実に遅刻だ



すると人事部の上司から電話がかかってきた


”まだ出社してないようだが、どうしたのか?“

”すいません、出勤先を間違えていました“

するとその上司は冷たく言った


”転勤先を間違えるような人はもううちの会社にいてもらわなくていい“


そ、そんな

”すぐ そちらに伺います“


”いや、うちも客席と重要なアポイントをとって仕事をする機会が これから多々ある“

”こういう ミスを犯されては、あなたともう一緒に仕事をすることはできない“


もう電話口で何も言えず、うなだれる

涙がこぼれそうになる


自分の犯したミスとはいえこれで退職なんて


そこで目が覚めた

カーテンが朝日に照らされてうっすら白くなっていた

ベッドの上でしばらく呆然として横になっている

その布団は冷や汗にまみれていた