orionwaveのブログ、詩

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日常のたわいもない話と時々詩などを書いています


風のように生きたい🌫️

田舎の駅で電車を降りた

この駅を利用するのは何年ぶりだろうか
駅舎を出てしばらく駅の周りをぶらぶらする

細い道を抜けて突き当たりを右に曲がるとその先に見覚えのある風景が突然現れた

そこに見えたのは田舎のもう誰も住まなくなった父方の実家だった
先日のお盆のお墓参りした時に、その家に仏壇があるので線香をあげに入っている

しかしワープでもしない限り この道の先にその家があるはずはない
駅から車で30分以上かかる場所にあるからだ

この時点で今見ている風景が夢だということに気づいた

でもここで夢から目が覚めることはなかった
夢から覚めないのならそのまま進もう

夢よ、覚めないでくれ

そのままゆっくりとその家に向かって近づいていく

夢の風景の中を歩いていくというまさに夢のようなことが起こる
あまりに 風景が色鮮やかで鮮明なので夢とも思えない

小さな玄関脇の空き地に見知らぬ白いワンボックスカーが止まっていた

誰かいるのか

そして 玄関前にたどり着く
コンクリートの打ちっ放しの入口がある

よく見るとそのコンクリートの上に切れ切れになった古い縄が数本落ちていた

夢の中で この縄をつかむことができるのか
試したくなった

恐る恐るしゃがんでその縄を掴んでみると 本当に縄を掴をつかめた

横の雑草の生えた空き地に放り投げる

そしてふと横を見るとさっきの車が消えていた
あーやっぱりこれは夢なんだなと再認識する

しかしまだ 自分は夢の風景の中にいた

今度は中に誰かいるのか横に回って窓から様子を伺うことにする
なぜか玄関から家の中に入ろうとはせず

家の横に回って窓の中を見てみる

カーテンなどはなく中は丸見えの状態だった



その窓のある部屋は仏壇がある部屋で、先祖代々のよくある白黒の写真が飾られている部屋だ



しかし 目を凝らしても暗くて中の状態はよくわからない


部屋の中を確認することができぬまま、ついに夢から覚めた



先週その家に車を停めて 墓参りに行ったばかりだった

その時お墓に到着する前までは晴れていたのに、墓参りをした途端に大粒の雨が降ってきた
ただすぐに雨は止み、服を濡らすことはなかった

そして 墓参りを終える頃には青空が見えていたことを思い出した