6月13日

 原発の再稼働をどうしてもやりたいというもう一つの理由。

夏場の電力不足。

エアコンが止まるぞ。工場の電気が止まり、生産がストップするぞ。病院の電気が止まり、病人の命が危なくなるぞ。全体として、国民の生活レベルや経済停滞を招き、もっと不況になる。

それは困るだろう。


 このようなことになると、大変だから原発を動かして、電気を供給しようというわけだ。

その通りだと思う。ここには反対すべき理由は何も見つからない。

 ただし、その前に、ようーく考えてほしい。

今現在、すなわち6月。電気は不足していますか?停電がたびたび起こっていますか?

私は関東にしか住んでいないので、関西のことは良くわからない。

けれども、私の知る限りでは、大阪や神戸や京都で停電がたびたび起きているということはない。


 ところで、今現在、日本のどこかで、原発は動いていますか?

53基か54基あるという原発は一つも動いていないはずだ。

にもかかわらず、日本は深刻な電力不足には陥っていないということだ。ということは、原発がなくても生活はまあまあ普通にできるということが証明されているわけだ。


 しかし、夏場になれば、電力需要が急速に高まり、前述のような事態になると予想されるということだ。

ならば、百歩譲って、夏場だけの原発の稼働は認めましょう。

 しかし、「秋になり需要が落ちてくれば、運転は停止します」というのなら、筋が通った話だ。

けれども、どうもそういう話ではなく、運転を始めたらもう安全だから電力が足りないなんてことはどっかにやって、そのまま運転を継続してしまおうということのようだ。

おそらく、ほかの原発も順次稼働させていくはずだ。

 今現在、何の不自由もないのに、なし崩し的に危険極まりの無い原発を再稼働させるというまったく論理的にはおかしな話がまかり通ろうとしていることは、どうしても許せない。

6月12日

 福井県の原子力安全専門委員会が

「安全は確保できている」

とする報告書を了承したそうだ。それを受けて、間もなく原発は再稼働するらしい。


 ちょっと、待った!

安全、安全と言っているが、それは「福島原発」が受けたと同程度の「揺れや津波」がきても、安全は確保されているということなんだろう。


 問題は、もし福島以上の地震や高い津波に襲われても「安全」であるとは言ってないことにある。

将来の自然災害は、経験した以上のものにはならないと、どうして言い切れるのか?

ましてや、このたびの東北地震の影響で日本列島の地殻とやらに、大変動が起きつつあると、つい先日も

NHKのスペシャル番組でやっていた、今の時点で。富士山すら噴火の可能性が非常に高くなってきているともいっていた。いずれも地震や火山の研究で有名な学者たちの見解であった。


 私は言いたい。

もし、東北地震よりももっともっと大きい地震や津波がきて、福井の原発が襲われても安全だと言い切れますかと?

 その時になって、これほど大きな災害が起きるとは「想定外」であったなどと、逃げるのではないだろうか?自然災害は、いつ・どこで・どの規模でなどということが予測できないから、大事故になるはずだ。

前にこの程度だったから、次回もこれ以上にはならないだろうなどという論理で、自然の恐ろしさ強烈な破壊力をあなどっていていいものだろうか?

 ましてや、いったん事故が起これば、人間の力や能力ではほとんど制御できない「原子力」を相手にそんな気楽な論理で、またぞろ原発を再稼働するとは、もうあきれ果てた話である。

6月9日

 昨日の日経新聞の夕刊に出ていたが、昨年一年間の学生・生徒の自殺者数は1029人だったとか。

まあ、政府の白書による発表だから、まちがいないだろうニャアー。


 パパはこの国はいったいどうなってんだい!と憤慨しているよ。

若者の将来に対する不安調査といい、幸福度の調査といいどうにも明るい話がない。

若者をめぐる話題に限らず、政治・経済・社会問題全般にわたり、どうもよくない話が多すぎる。それは日本に限らず、世界的な傾向だと言えば、それまでである。


 しかし、日本の場合はどうもおかしいと思えることが、一つある。

それは、国民の声がおとなしすぎるということだ。

アラブの春の例は比較の対象にはならないかもしれないが、国民が大規模なデモをやったり、抗議したりする例がほとんどない。かのアメリカでさえ、昨年はニューヨークの公園を占拠したりして、大勢の人々の抗議行動が起きた。

 日本の場合、原発反対のデモが散発的に、何回か行われた以外にあまり聞かない。

不平や不満があっても、それを表明する機会がないということなのか?

あるいは飼いならされたネコになってしまったのか?


 もちろん、デモなどの直接的な行動もいいと思う。単なる感情でなく、論理的な背景を持って行動するなら許されるこことだ。しかし、一人でできないことも多いだろう。そんな若者の諸君に言いたい。

今、苦しいことが、永遠に続くわけではないと。挫折も失敗もある。私たちもそれを繰り返してきた。

つまり、未来は現在と同じではないはずだ。

だから、今苦しくても、将来には良いこと、明るいことがあるはずだと信じて耐えることも必要だと。

ちょうど、冬、木々の枝に雪が積もり、その重さにしなっていた枝でも折れることなく春にはまた青空に向かって芽を伸ばしていってることを想像してほしい。

6月7日

 職なき若者、スペインで51%

という特集が今朝の朝日新聞に載っていた。

15歳から24歳までの若者の各国の失業率一覧。EU統計局調べ。

ギリシャ  52.7%

スペイン  51.5

イタリア  35.2

フランス  22.0

イギリス  21.7

ドイツ    7.9


 この数字には驚いた。ギリシャ・スペインでは若者の二人に一人が失業しているということだ。

パパは先日のブログでスペインは20%以上とか、呑気なことを言ってたけど、これほどひどいとはとびっくりしているよ。

 財政破綻の一歩手前まできているギリシャ。それに続くかもしれないスペイン・イタリア。

遠いヨーロッパの国のことだと安心していて、良いものだろうか?

 GDP比や金額の大きさでは、日本の方がダントツのはず。

文芸春秋の5月号には「日本の自殺」という特集記事が出ていたが、それによれば「6月の中旬のある日」

日本では財政破綻の第一歩が始まるということだ。まあ、筆者のシュミレーションにすぎないと言えばそれなでだが、パパもかなりの確率で非常に危険な水準にきていると思うと言ってるよ。

 にもかかわらず、日本は比較的安全だと想定され、円は買われ円高傾向が続いている。これも、なかなか理解できない話だなあとパパは言ってるよ。

 それにしても、資本主義自体が行き詰ってきているということではないだろうか?

かってはそこで恐慌が起こり、経済体制がリセットされ、また新しい景気のサイクルに入っていったものだが、今は国家が強力にその動きを食い止めようと政策を発動し、何とかくい止めているようだ。

 はたして、このような経済政策で根本的な矛盾が解決できるのか、非常に気になるところだとも言ってるよ。

6月5日

 政府の白書では、収入や老後の年金に不安を抱く若者が80%以上だとのこと。

十分な収入が得られるかという質問に対しては「とても不安・どちらかと言えば不安」という回答が     82.9%だったとか。老後の年金に対する不安も81.5%だそうな。

これは全国の15~29歳の男女に対する調査である。


 一言でいえば「将来に対して、限りなく不安である」と若者が考えているということだろう。

これには驚いたとパパは腕組みをしながら、首をかしげていたよ。

そこまで、日本の将来は暗いのかニャアーとあたしも思うけど。


 このことはどうやら、日本だけでなく世界的な現象かもしれないなとパパは言ってるけど、本当かな?

ニャンでも、アメリカでもヨーロッパでも若者の失業率はえらく高いとか。

問題になっているギリシャなんかでは若者の50%くらいが失業というか職がないそうな。スペインでも  20%以上だとか。


 ただ、そのことが何十年もの先の将来に対する不安にまでなっているかということはわからない。

しかし、日本だけはほとんどの人が「老後の年金」に対して、非常に大きな不安感を抱いていることはまちがいないようだ。

パパの周りにいる若者にも「一生懸命、貯金に励んでいる」者が多いそうだよ。こんな傾向ははパパが20代のころには無かったけどなーと言ってるよ。


 単純に政治の貧困とだけ言って片づけられる問題ではないなとパパは言っているけど、皆さんはどう思うかニャー?

5月26日

 ニュースでやってたけど、葛西水族館のフンボルトペンギン君が捕まったんだって。

82日間の自由な世界を、せっかくエンジョイしていたのに、「残念だなあー」というつぶやきが聞こえてきそうだニャー。

 久しぶりに仲間に会って、ニャンて言うのかニャ?

「塀の中よりも、外の自由な世界は楽しかったぜ。みんなも一度、やってみないかい?」

ニャンてことを話すのかニャー?

 「そりゃあ、決まった時間にちゃんとご飯をくれる、ここの生活も悪くないけど、広ーい海原を自由に泳ぎ回り、好きなだけお魚が食べられる生活もよかったよ。そうは言っても、どうかするとなかなかお魚が捕まえられずお腹がペコペコになったときもあったけどさ。それもまた楽しかったよ。何よりも、ここみたいな4~50メートルくらいしかないプールに比べたら別世界で、泳ぎきれないくらい広いんだぜ。

でも一つだけ困ったことは、海の水がきたないたら、ありゃあしないんだ。おかげで、羽はこんなに汚れちゃったし、目の玉なんか結膜炎になっちゃったんだぜ。人間はどうして、あんなに海を汚してしまうのか、ボクにはどうしてもわからないよ。」

てなことを言って、仲間のうらやましそうな視線をあびているのかニャ?

 パパは

 「うーん、こりゃあ、ペンギン版の”ローマの休日”かな?やきもきしてたのは水族館の係りの人達だろうな。本人はすいすいと泳ぎ回り色々な冒険ができて楽しかっただろうし。

いや、もしかしたら、昔はやった歌で”泳げタイ焼き君”というのがあったけど、あれを地でいったということかもな。

はじめて およいだ うみのそこ
とっても きもちが いいもんだ
      ・・・・・・・
     うみは ひろいぜ こころがはずむ
その昔、こんな歌が大ヒットしたけど。思い出すなあ。」

てなことを言ってるよ。

なんにしても無事帰ってこれて、良かったのか悪かったのか、むつかしいよね。


オリオンの日記-眠り猫?

オリオンの日記-スカイツリーと浅草寺
5月21日

 今朝の金環食もよかったけど、浅草の三社祭にも驚いたとパパは言ってるよ。

ニャンでも雷門の門柱の桁の上に、ニャンコが二人もいたんだって。パパは初め、全然動かないので置物かニャと思って見ていたんだってさ。まるで日光の眠り猫みたいだったそうだよ。

 おやっと思ってしばらく見ていたら、みんなが写真をとるし、さわるものだから、サービスはこれまでよと飛び降りていなくなっちゃったんだって。

 それにしても、こんなに大勢の人の前で、平気な顔をしてじっとしていられるのは、さすが浅草のネコ!

花の東京のど真ん中のネコちゃんは、あたしみたいな田舎のニャンコとは違うニャーと感心した次第でーす!


 下の写真は仲見世を通り抜けた浅草寺の境内から見た、今をときめく「スカイツリー」でーす。

浅草寺と最新のスカイツリー。新と旧が、この浅草の街には不思議とつりあってたように思えたんだってさ。

5月6日

 久しぶりに、三毛猫のミーコちゃんの登場です。

パパが新聞を見ながら、ウーンとうなってたよ。あたし、お腹が痛いのか、それともトイレに行きたいのかニャと思って聞いてみたら、違うんだってさ。聞いてみてあげて。


 テレビでもやってたけど『自殺をしたいと思ったことがある』と答えた人は23.4%になる。

これは内閣府の調査だそうな。なんと、20代では28.4%ともっとも多かったとか。


 この調査は今年1月の政府の調査だから、まさかインチキではないだろう。

ということは、20代の若者の3人に一人近くが、自殺したいと思ったことがあるということになるわけだ。

いや、驚いた。びっくりした。

まあ、実際に実行したわけではないが、これほど多くの若者がそんなことを意識したことがあるとは・・・。

この国はいったい、どういうことになっているのだろうか?


 立場が変わり、これが60代や70代の世代の人達が言うことなら、話がわからなくもない。

人生の終末期を迎え、体力も仕事も失い、将来に夢や希望を持てない世代の人達がこの数字なら、仕方ないともいえるかもしれない。


 しかし、本来なら、これから社会でどんどん活躍していくべき若者。

そして、社会の中心となり、未来を担っていくべき20代の若者。夢や希望を持って、毎日元気よく、前を向いて張り切って生きていけるはずの若者。体力も気力も充実していて、未来に可能性をいっぱい持つはずの若者。


 その若者の多くにこのような隠れた意識があるとは!

驚いたというよりか、この国の社会は、おかしいと思う。

どうしてこんなことになったのか?社会全体で、真剣に考え反省するべきは反省し、変えていけるところは変えていかなければならない。なぜなら、これから先の時代を担い支えてくれるものは、今の若者であることは誰も否定できない事実であるから。


 こんなことを、パパは言ってひどく興奮していたよ。皆さんはどう思うかニャアー?


4月18日

 昨日、日経新聞でも取り上げられていたが、社会保険料の問題。実に悩ましい問題である。

2025年には年収の30%が社会保険料として徴収されることになるだろうと予測されているが、これは労働者にとっても経営者にとっても死活問題になるだろう。

 

 年収500万円で150万円取られる。さらに所得税や市県民税は別途かかる。いったい手取りは、どのくらいになるのやら・・・。本来なら、それらは所得から控除された後に課税されるから、減税になっていいはずだが何しろ肝心の国家財政が瀕死の状態。市町村もフトコロが寒くどうしょうもないから、減税はほど遠いだろう。

考えれば考えるほど、将来は暗い。まことに、まことに困ったことだ。


 立場を変えて経営者側から見ると、社会保険料は基本的に労働者と雇用者が折半で納付しなければならないので、雇用側も150万円納付しなければならない。とすると、年収500万円の社員を10名雇用していたら、会社は年間1500万円を負担しなければならなくなる。

もしこれが、500万円で済んでいれば、単純にやれば1000万円の利益が出ていたことになる。換言すれば、諸経費を負担したうえで、さらに1500万円の社会保険料を支払って、剰余金が出てはじめて、利益が出たことになるわけだ。つまり、会社は相当もうかるような経営をしていなければ利益を出すことが、困難になるということである。


 まして、社員が10人ではなく100人とか1000人とかになれば、恐ろしい金額になる。

今でも「社会保険倒産」などという言葉が使われるほど、この保険料は中小企業を苦しめている。

さりとて、増加していく高齢者=年金受給者の生活は支えられていかなければならない。すなわち、より多くの社会保険料が現役世代より納付されなければ、高齢者の生活は成り立たなくなる。


 このジレンマ、どうすれば解決できるのか?

私は、人口問題を解決する以外に道はないと思う。

すなわち、若年労働者を絶対的に増やす以外に方法は無いということである。そうすれば、少額 X 多人数 でもって、まかなえるので、何とかなると思う。


 ではどうすれば、若年者層の人口を増やせるか?答えは海外からの移民を大幅に認めることである。

インドや中国などから1000万人ほど入れるなどということもいいだろう。いずれにしても、若い人を優先して入れれば、また子供も増えていくだろう。このようにして高齢者を大勢の若い人たちで支えていく社会構造にならないかぎり、現在の社会保障制度はたぶん破綻せざるをえないのではないだろうか?

しかし、一民族純潔主義を貫いてきた日本人にとって、それに耐えられるかが、また大きな問題であることもまちがいない。

 まことに、まことに日本は悩ましい状態にあると言わざるをえない。

4月11日

世の中に  絶えて桜の  なかりせば ・・・・・・・・


この歌の作者を知らないけど、いい歌だと書いたら、ある人が作者を教えてくれた。

在原業平

であった。かの有名な歌人である。恥ずかしながら、一つ勉強をしましたというお話。


今、一つ。

ご存知の方も多いでしょうが、

願はくば  花のもとにて  春死なん ・・・・・・・・

の西行法師。

彼は今、NHKにて放映中の大河ドラマ

平清盛

にも登場してくる  佐藤義清

が出家した後の名前である。22歳での出家後もたくさんの素晴らしい歌を残したことで有名。


いずれにしても、ざっと1000年も前から、「さくら」は春ののどかな日に、人々の心をあやしく惑わしてきたことだけは、まちがいないようだ。