新年あけましておめでとうございます
本年も本ブログ、また二葉鍼灸療院をよろしくお願いいたします。
本年こそは、できるだけ多くのブログ更新をしていき、皆様の心身の養生にお役に立てればと思います。
また、当院は以下のような治療を中心にチカラを注ぎ、ご縁のある皆様の症状や状況改善に取り組んでいきます。
スポーツ選手・愛好家のための鍼灸
健康管理・養生・がん予防のための鍼灸
妊活(不妊症)・妊娠しやすい身体づくりのための鍼灸
企業の健康経営を応援する鍼灸
小児ハリで子どもの健康を応援する鍼灸
メンズヘルス充実のための鍼灸
詳細は、当院HPの新年のご挨拶をご覧くださいね。
新年の言の葉として、いつも目を通している本より抜粋してメッセージといたします
易経より
元亨利貞(げんこうりてい)
乾(けん)は元(おお)いに亨(とお)りて貞(ただ)しきに利(よ)ろし
「乾(けん)」は偉大なる天の動きであり、天道を司る根元をいう。
「元(げん)」は物事の始まり、元旦の元である。ここを初めとして万物が生じる。
「亨(こう)」は通る。通じる。生じた万物が育っていくということ。
「利(り)」は収穫、実り。万物が育っていけば、必ず実りがある。
「貞(てい)」は正しい。実りが正しいものであれば、それは堅く守られていく。
春に生じたものが、夏に大きく育つ。秋に豊作となり実る。実ったものが固くなって、やがて大地に落ちて大地に還元される。この無窮に繰り返す変化の原理原則が「元亨利貞」です。
天の原理原則、これは時代が大きく変化しても変化せず存在するものなのだと思います。
中村天風さんより
~ 生きる力 ~
およそ人間としてこの世に生まれ、人間として人生に活きるために、第一に知らねばならぬことは、人間の”いのち”に生まれながらにして与えられていた、生きる力に対する法則である。
まこと、自分の命の中に与えられた、力の法則というものを、正しく理解して人生を活きる人は、真に、限りなき強さと、歓喜と、沈着と、平和とを、作ろうと思わなくても出来上がってくるように出来ているのである。
それを一番先にわれわれは知らなければならない。
人には生まれながらに持っている力があり、それに気づくことが第一歩ということなのだと思います。
その命の中に与えられた法則を活かして人生歩んでいきたいですよね。
言志四録より
~事業の心得~
凡(およ)そ事を作(な)すには、須(すべから)く天に事(つか)うるの心有るを要すべし。人に示すの念有るを要せず。
【訳;すべて事業を行うには、必ず天の意志に従う心を持つべきである。他人に誇示する気持ちがあってはならない】
何か行う時に他人に認めたもらいたい、他人はどうみるかということに心を置くよりも、その事が原理原則など道に外れていないかに心を置くほうがよろしいということなのでしょう。
松下幸之助さんより
~ 道 ~
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。狭い時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。今立っているこの道、今歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえないこの道ではないか。
他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しも開けない。道を開くためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
そらがたとえ遠い道のように思えても、休まず步む姿からは必ず新たな道が開けてくる。深い喜びも生まれてくる。
自分の道は自分にしか歩めません。当たり前のことですが、そこに価値と感謝を見いだし、まず一歩一歩進むこと、行動することが大事だということでしょう。目的地をしっかり定め、そこへ到達する覚悟をもって人生を歩んでいきたいですね。
令和4年壬寅、2022年が皆様にとって素晴らしい時間となり、大きな幸せや愛が詰まった一年になりますことを祈念いたしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます