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城郭模型製作工房

城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

土塀がほぼ終わりました。

空間が引き締まりますね。

これからつくる櫓や蔵があり、その接続に調整が必要なところはまだ立てていません。
今月いっぱいキッチリで完成しそうです。




【コロナ巣籠り日記】
東京の新規感染者数が39人、全国でも百人台の増加となった今日。緊急事態宣言発出から3週間である。
月曜日は報告数が少ないとはいえ、みんなが日々の動きを止めた成果が出ているのなら嬉しい。

長期戦は覚悟しているが、先に光りが見えないとつらい。

とにかく家族みんなの予定が全部無くなっている。両親もこんなことは初めてだと呟いていた。でも、予定が全く無い毎日というのはとても自由だと感じる余裕が出てきている。
今まで、いろんなものに追いかけられていたんだな…と。

このコロナが過ぎ去るその日に向かって、元に戻そう、と思いながら動くのと、これを機に何かしら考え方を変えて、新しい方へ進もうと思いながら動くのでは、大きな差ができると思う。

過去にも大きなパンデミックの後には、ルネサンスが起こったり、世の中のあり方が激変したという。
どんな新しい世界が開くのだろうか。

学校を9月始まりにという話も出てきているようだ。

立派にお座りができるようになった息子の後ろ姿を見ながら、ちょっと前向きになった日。


モーツァルト  交響曲第41番“ジュピター” 第4楽章






いやあ、ゴールデンウィーク進行だったのです。
思っていたより締切が前倒しに…

慌ててやりましたが久々に徹夜を…

どうにか完成させました。
6月号の連載は被爆前の広島城です。

童友社のプラモデルに手を加えて。

明日からじっくり豊臣大坂城に打ち込みます。


【コロナ巣籠り日記】
外出自粛ももう当たり前に。
当たり前になるとだんだんコロナへの恐怖感も薄れていくのが分かる。
でもこれが危ない。恐怖心は防衛心。

慶應大学病院がコロナ以外の患者を検査したら約6%が陽性だったという。
アメリカでも抗体検査をしてみたところ、確認されているよりはるかに膨大な数の人がすでに感染していたと見られるらしい。

ひょっとして、自分もすでにかかったのかもしれない、むしろかかっていればいいな、とも思う。

これから先、抗体を持った人が世の中を回していくことになるのだろうか。

また一輪、牡丹が開きました。






更新を2日お休みしてしまいました。

山里の御殿です。モデルは三宝院の純浄観。秀吉が醍醐の花見のために建てたものを移築したと伝えます。
茅葺で好きな建物です。

周囲に庇が巡っていて、この反りがポイントです。
池に張り出したようにするつもりです。

あとは土塀をちまちまと。
下見板を造形していきます。

着色してまずは壁面だけを立て回していきます。

それといつものように連載の作品、今回は広島城の古写真バージョンですが、これも並行して夜間に進めています。

久しぶりに長時間製作が続き、腰が痛いですが整体に行けない…

【コロナ巣籠り日記】

緊急事態宣言が出てそろそろ2週間、外出自粛の効果が出てくるとすれば今週くらいからと言われている。

隣の大牟田市でも感染者が出た。近所の人も、広がってきている、と話している。

全国では1万人を超え、感染者数、死者数ともに韓国を上回った。

医療の現場が逼迫していると盛んにテレビは伝えている。

夕方、散歩に出かけた。
散歩がこんなに気持ちいいものだったとは。

帰ってくると、玄関先のもみじの青葉が萌えたっていた。

今日はバッハ。Keyboard concert No.2




昨日からいろいろ作っています。

宝形櫓とか長屋とか 

あとは山里の御殿、そして総延長3メートルの土塀…
ちまちまとした作業が続きます。

【コロナ巣籠り日記】

やっと外出自粛生活に慣れてきた気がする。

散歩の時に出会う近所の人も、来客も、自然と距離を取っている。こんな田舎でも、ソーシャルディスタンシングか自然と根付いている。

コンビニやスーパーもいつの間にかレジには飛沫防止のシートやアクリル板が設置されて、それが当たり前になった。

でも人との距離が離れることはやっぱり寂しい。

懐かしい友人からラインが届く。お互い忙しくて、最後に東京で飲んだのはもう一年以上前だ。やっぱり寂しいよね。なんだか。

娘の入学手続きに出かけた。
一度に集まるといけないというので、2日に渡って4回に分散させてある。
娘はブカブカの制服に初めて袖を通して初登校だ。
入学式がいつになるか分からないというので、先生方は皆正装で入学式並みで出迎えてくれた。
久しぶりに同年代の子に会って嬉しかったらしい。

友達ができるかどうか心細そうにしていたけど、学校が始まったらみんなすぐに友達になれるだろうなと思う。

東京の新規感染者が今日は初の200人超え。
収まる気配はまだ、ない。

今日は坂本龍一のbluとBorlerish。静かな、胎動。






今日は日記のみです

【コロナ巣籠り日記】
緊急事態宣言が出た日、満開だった桜はもう葉桜になってしまった。

コロナのために軟禁状態で、こうやって外圧で在宅を強いられるのは苦痛だということを初めて知った。
たとえずっと家にいたとしても、好きなように出かけられる自由がいつでもあることが、どれだけ有り難いことだったか。もとから在宅の仕事をしていても、今の在宅は、これまでとは心持ちが全く違っている。

今日は締め切りギリギリで確定申告へ行った。普段ならばめんどくさいだけの役所詣でも、ちょっとした開放感をくれた。

夜、突然、緊急事態宣言が、これまでの7都府県から全都道府県へ拡大された。福岡県は繰り上げて特定警戒県になった。
緊急事態が出されていた地域と、そうでない地域で温度差があり、これまでの期間に、都市部からかなりの人が帰省などで流動した可能性があるという。
新潟の、妻の母からの電話では、親戚の近所で東京から帰ってきた娘さんが発熱して、感染が分かったらしい。その家に石を投げつける人がいるのだそうだ。気持ちが暗くなる。好き好んでコロナに罹る人は一人もいないのに。

収束するまでに2年かかるという試算がハーバード大学から出された。日本の研究者も1年から一年半はかかると言っている。
締めたり緩めたりしながら、長期化するのではないかと思っている。
オリンピックも、消えて無くなってしまうのではないかと思う。

緊急事態宣言が出された4月7日、全国の感染者数は4000人くらいだった。
今日、全国の感染者数は9291人。倍以上になっている。
そして、亡くなっていく人の数が増えてきた。
クルーズ船合わせて200人を超えた。

フィンジを聴きながら、空を見上げる。