地面の作成① 豊臣大坂城詰ノ丸 | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

昨日から石垣の描き起こしをやっています。

描き起こしがいち段落して、地面の作成に移り始めました。
緑地の下地を部分的に乗せてみて石垣の色目を確認したり、石垣の下端に盛り土を粘土でつくったり。


粘土はいつもの石粉粘土です。
絵具を練り込んで、着色してから使うと真っ白な色を気にせずに進めることができます。

至る所にある石段も粘土で造形していきます。

明日はこの続きを。


【コロナ巣籠り日記】
緊急事態宣言から4日目。

今日は外出せず。
妻はzoomでオンライン会議をやっている。

そういえばオンライン飲み会が流行っているらしい。先日友人に提案してみたが、あまり乗り気でない様子。この辺りは緊急事態宣言からぐっと緊張感が高まったから、まだそれどころではないのかもしれない。

コロナに関しては、自分の周りでも人によって温度差を感じる。僕はといえば、一月に武漢が大変なことになっている時からそれなりに気にしていたし、どちらかといえば危機感が高かった方だと思う。2月に熊本城模型の展示作業で熊本に一泊した時は、ロビーが海外の人でいっぱいで足がすくんだのを思い出す。それは中国ではなくて台湾からの旅行者だったとあとでわかったが、3月には情報過多でストレスから体調を崩してしまった。

福岡での増え方は、ちょうど東京の一週間遅れだそうだ。10万人あたりの感染者数でグラフにすると、1週間前の東京とぴったり重なるというのをローカルテレビでやっていた。

今回のウイルスはとにかく数の増え方が急速で、イタリアもスペインもアメリカも、あれよあれよという間にあの惨状である。
「指数関数的増え方」というものを人はなかなか想像できないそうだ。例えば倍々で1が2、2が4、4が8…と増えていくと、時間が経つと増え方が加速度的になって、千が二千、二千が四千、と手がつけられなくなるのだという。

Twitterでこういうのを見た。

「給付金を今日は1円だけ頂きたいと思います。明日は2円、その次の日は4円と倍々にして30日だけ続けて頂ければもうそれで満足であります。」

30日後にはいくらになるか?

30日目にもらえる額は5億円以上、1日目からの累計は10億円を超える…

これが指数関数的増加だ。


とにかく今は、家にいよう。