本体はもうここまで進んでいます。
ジオラマの台で気をつけていることは、目立たず、あまり印象に残らず、かつ全体を引き締めるものにすることです。
格式も出ますね。変に装飾すると、格調が失われます。日本では昔から、格式が高いものはだいたい無地ですよね。シンプルイズザベストです。
黒のアクリル板も便利です。
漆塗りの飾り台のようなシャープさが持ち味です。
水面を暗示するような使い方もできます。
今回は一番基本的な台を自作するやり方です。
ベースの板の大きさに合わせて枠木をカットします。
隅をぴったりきれいに合わせます。隙間があったら木工パテで埋めるなどします。このあとペーパーがけをして仕上げます。
着色はジオラマが完成間近になってから行います。
今回は水堀に囲まれていますから、水の深さだけ化粧枠を高くして囲っています。化粧枠の上面と水面が同高で仕上がります。