安田講堂 下塗り | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

安田講堂。

現状です。
色が少しずつ入ってきました。

と、安田講堂の前に。

本日、ついに念願の。
レーザーカッターが届きました。
自分で組み立てなければならないのですが、そのおかげで、業務用出力のものが個人でも手が届く価格になっています。といってもかなり大きな買い物ですが…

これで外注に出さなくて済む…そして今までできなかったこともできるかもしれない…

熊本城の模型へ向けて設備を整えています。


閑話休題。安田講堂です。

前回の続きで窓の作り込み。窓の数が大変多く、何度か途中でやめたくなりながら(笑)

デザインナイフの先にチョンとつけて取り付けていきます。

ご覧の通り一つ一つ台形に形状を調整しています。

ほかにも細々とありまして…
そして!
造形ひとまず完了!

ひとまず、というのは

狭い壁面は筆が入らないため、塗装しながら取り付けることにしています。
ほかにも彩色後に取り付ける部分が残っています。

時計塔の屋上も航空写真などをもとに出来る限り再現しています。

そして下塗り。

凹凸が多い上に、窓をよけながら彩色するので、下塗りに丸一日を要しました。
この下塗りに色を重ねて赤みを強くしながら最終的に落ち着かせる塗装法を構想しています。

正面から中塗りに入っています。

せっかく彫ったタイルの目地が潰れないよう、淡彩での彩色です。