今度撮影にお見えになるので、あらかじめロケーションハンティング、通称ロケハンをしてきました。
車に模型と机を積み込んでうろうろ。
東西南北を合わせるとこう。
なのですが、背景に景色が写り込んでしまいます。
ちょっと目線を下げると写り込みは防げますね。
他にも修正箇所多数発見!
おかげさまでこの大坂城は反響が大きく、中にはツイッターで見てこの大坂城の模型をほしいと思ったから作ってほしいとのお問い合わせも何件かいただきました!
しかしながらやはりこのくらいの模型になると、よほど本気の方でないと難しいです。材料費だけで二桁かかっている上に半分の2面作るのに体に鞭打って1ヶ月かかるのです…海外に外注して大量生産する商品とはわけがちがいますのでどうぞご理解ください。
想像するに、とても迷われた挙句に、思い切ってお問い合わせくださったのだと思うのです。それをお断りしなければならないのはとてもつらいことです。
しかし、「ほしい」と思ってくださることは本当に嬉しいです。
しかし、「ほしい」と思ってくださることは本当に嬉しいです。
なぜなら、人にほしいと思わせるものを作るのはとても難しいからです。どんなに上手につくってあっても、別にほしいと思わないものがあるでしょう?「よくできている」ことと「ほしい」は全く別の価値観なのです。
私のつくったものをほしいと思って下さりお問い合わせくださった方に改めて御礼申し上げます。
さて、岡山城ですが、石垣の彩色を進めています。
中は下男部屋になった櫓座敷のようなつくりです。
一間を6尺にすると牙城郭実測図とも辻褄が合うことが分かりました。
多聞にはツキ屋が接続していますが広い土間に石臼の描写が。
城内の生活が伺えますね。
まずは本段を完成させるぞ!