飯田丸五階櫓。
豊臣大坂城は、炎上ジオラマの煙を外したものです。
待ち受けサイズにならなかった別アングルも初出しで。
待ち受けにしている宇土櫓のこのアングルのこの写真、お気に入りなのです。
ツイッターではネタ切れになったときは画像で遊んでいます。
モノクロ写真で見る模型シリーズ。
本物と並べてみたシリーズ。
そういえば、ツイッターを始めた頃にこの画像がとても人気でした。
雪の清水寺です。
この作品では実際のように山の斜面にそって弧を描くように敷地を微妙に曲げています。そういうところが写真にした時のリアル感を高めているのだと思いますが、すごい勢いでリツイートされて驚いたことを思い出します。
そしてこの清水寺が、現在、ヤフオクに出品中です!
しかも破損している…
画像を見る限り、三重塔と西門が行方不明のようです。代わりに金閣の屋根がのっている不思議。
まあ最初に落札された方のお気に召さなかったのかもしれません。その後転売を繰り返されたことを思うと、やっぱり手にした方が皆お気に召さなかったのかもしれません。
なかなか自分の評価と他人の評価は一致しません。
あえて境内に段差をつけず陰影を少なくして雪景色の感じを強調したり、リアルさだけでなくお堂の一部に造形の甘いキットを使ってミニチュアの可愛らしさも加えてみたり、うまく効果が出た作品だと思うのだけどなあ。
正面から見た時もただ建物が絵巻物のように平坦に並んだ絵にならずに、空間に奥行きがあるでしょう?
この清水寺のジオラマの空間構成のキモはこの2枚の図です。
破損してしまったのは悲しいです。
買い戻して修復しようかな。
さて、話題は変わって、先日、念願の熊本城の古図集成を入手しました。
これが古書店で一万二千円という破格で出ていたので、即買いしました。待つことも大事ですね。
熊本城の絵図はなかなか表に出てきません。
これは比較的目にすることもある、「御城内御絵図」。全体の平面図です。
かなり細かいところまで描き込まれていて驚きです。現存建物の実物や古写真と突き合わせると描写が甘い部分もありますが、寸法も記載されていて、昭和の復元に際しては藤岡先生が重要な資料とされました。
熊本城は明治に焼失していながら、この資料の豊富さには感嘆するばかりです。
最後に。岡山城の本段御殿は現在ここまですすみました。