こんなに小さな作業をこんなに長時間続けたことがなく、発破をかけないと進めなくなっています。
今日ほとんど1日を費やしたのが千畳敷の能舞台。舞台と楽屋と鏡の間のたった数棟と築地くらいのものですがこれがいやはや。
橋があるのです。
(舞台下の石垣は未完成)
宣教師の『日本西教史』に、堀を隔てて舞台が構えられたことと、「舞台の往来を便にせんと濠を越して橋を架す。長さ僅に十間ばかりにしてその価、一万五千金なりとぞ。鍍金したる瓦をもって屋根を葺き…」との記述があります。
内堀は幅が13間ほどなので、千畳敷が堀に3間ほど張り出していたとすると橋の長さは確かに10間ほどになります。
千畳敷の高さに合わせるには舞台の地面を上げなければならず、これは慶長地震で千畳敷の前につくった大石垣が崩れた、との記録とも一致します。
そしてこれはお弁当のサラダ、ではなく昨日の芯で作った針葉樹。
植えていきますが60本があっという間に無くなりました。読みが甘かった。屋敷内にももっと立てるので全部で少なくとも200本は要りそう。
雰囲気が出て来ました。
今回はスッキリ植栽の方針だけど全然木が足りない!