表御殿と小さな建物たち | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

ここ2日は表御殿。
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千畳敷以外は平面図通りに起こしています。
ですので、屋根は奥御殿と同じくプラ板からの切り出しです。
小屋組を組んで屋根を載せていきます。
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屋根張りが終わったところ。
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千畳敷はやはり巨大です。

ここで、熊本城の時についでに作ってもらったエッチングパーツを思い出す。これはそのうちに350分の1くらいで豊臣大坂城天守を作ろうと思っていて、それに使えるように鷺やら虎やら四神と一緒に紋章もパーツ化したものです。
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アーマーモデリングの時のこの天守の金具を全部エッチングで表現して天守単体を改めて作ろうと思っていたのでした。
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この紋章を千畳敷の妻板の飾りに使ってみました。仙台城の大広間や西本願寺の書院などで見られますね。
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かなり大きめですが桃山の気分が高まりました。

玄関など細かいところが残っています。
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千畳敷の懸造もこれからです。

時間が前後しますがこれは二ノ丸北部や馬出の櫓たち。ここに写っているだけで隅棟と降り棟の数は150本に及びます。
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ひたすら無心に取り付けていくのです。

もはや街。
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今日は体がカチンコチンだったので、友達の大工さんの紹介でゴッドハンドの名高い医療整体の先生のところに行ってきました。プロ野球選手なども治療される方だそうで、触診をして一言。

「頭と目の使い過ぎですね」
「緊張状態が持続しています」

ど真ん中の診断で驚きました。


痛いツボだけを押され、丸まっていた背中を広げてもらいリフレッシュ完了!

千畳敷の廊下や極楽橋などに進みます。
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