岐阜市の「岐阜城山上石垣整備推進協議会」様のご依頼で、製作マネジメントをファセットさんがして下さっています。完成後は岐阜城天守に寄贈される予定です。岐阜城天守での展示が叶わない場合も、市内の公共施設に展示されるそうです。
まずはレイアウトの大まかな検討。
模型の性格上、東西南北を模型の四方に取りました。
ご依頼の安土城全山模型も、その後大きな展開があり、全く別の企画に生まれ変わりました。詳細はもう少し全容が固まってから。
材料を揃えていたので、安土城はまた別の機会にしましょう。
また、さるお寺様から、明治期に火災で失われた本堂を、たった3枚の絵図から復元して、模型ないしジオラマにしたいとのご相談を受けています。話自体はだいぶ前から頂いていましたが、今日、その絵図などが到着いたしました。
また、さるお寺様から、明治期に火災で失われた本堂を、たった3枚の絵図から復元して、模型ないしジオラマにしたいとのご相談を受けています。話自体はだいぶ前から頂いていましたが、今日、その絵図などが到着いたしました。
この3枚だけ。しかし、幸いに妻側の立面図があり、平側の規模も伝わっているので、かなり細かいところまで復元は可能です。そのうち直接お伺いして、詳しいことを詰めていきます。唐様なので、大変そうです。模型の規模によっては年単位の仕事になるかもしれない予感がします。
本題に戻り、ご注文の名古屋城。
銅瓦の塗装。私の目には大阪城と名古屋城の緑青は微妙に色合いが違うように思えます。
まあ、この度は焼失前の天守なので、現在の屋根の色は参考にならないかもしれません。焼失前の天守は白黒写真のみです。
まずは一色目を入れて、その上から少し青みのある色をさしていきます。最上階とその下が少し青みを入れた屋根。下半分が前回の下塗りに明るい色をのせただけ。