フジミ1/80陽明門⑦完成! | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

陽明門の完成記事の前に。
当ブログの、今までの作品の完成画像を一堂に集めました作品ギャラリーの方も全ての画像が揃いました。コンテンツも少しずつ増やしていく予定です。こちらのブログと同じように見てやってください。
改めて一覧にしてみると色々つくってますね。今となってはお恥ずかしいものもたくさんありますが、それぞれの時点での全力作品ばかりです。
こちらのブログでは結局発表できなかったプレミアム姫路城の完成写真もギャラリーの方で見れます。


それでは。
フジミの陽明門、完成しました。
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キットの金メッキは全て落として完全全面塗装で再現しました。


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難しかった屋根の色もどうにか落ち着きました。
室内での色。
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屋外での色。
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光の加減で変化してくれます。

私はいつもキットの成型色が露出する部分は一箇所も無いように塗装するので、いつも完全全面塗装なのですが、このキットはとにかく塗装が命で、作業の大半は彩色です。完全全面塗装!と言いたくなります。
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外で見るとまた趣が変わります。
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屋内に飾るものなので、室内の明かりで見たときに一番きれいに見えるように、とは思いながら塗装していますが、太陽光に出してみると、また新鮮な色合いになってくれて驚きがありました。
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金は5色使って場所によって塗り分けました。メッキは落として正解でした。
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彫刻などの彩色部分はアクリルガッシュを使っています。胡粉塗の柱なども同じくアクリルガッシュの白胡粉を使いました。汚しはほとんどしていません。エナメルの黒と白を混ぜて薄ーく溶いて木彫部の陰影を強調しただけです。
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陽明門は現在、平成の大修理中で見ることができません。修復が終われば、まばゆいばかりの姿を見せてくれるでしょう。その時には徹底的に現地調査をして、回廊までスクラッチするかー!という気がしました。
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このキットは数々の賞をとっているそうで、フジミの建築プラモデルの代表ともいえます。今回は50年前に開発された方々に敬意を払い、改造や追加工作は全くせず、キットそのままです。

アクリルケースを特注して、ネームプレートを自作しました。
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前回の金閣とともに、プラモデルを高級なものにしたいという思いで製作しました。

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建築プラモデルから建築模型へランクアップできたでしょうか。
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