フジミ1/80陽明門③金具とか | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

少しずつやっているので大きな進展はありませんが、金具など金の塗装を行っています。
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今回金は何色か使い分けていますが、例えばここは3種類の異なった金色で塗り分けました。
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彫刻の下地も金にしています。これは、実際の彫刻彩色が、漆塗り→全面に金箔押し→岩絵の具などで彩色の順番になっているので、模型の方も下地黒→ゴールド塗装→彩色塗装の順番です。

本物の写真です
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見開きなので「東照大権現」の扁額が切れていますが、この唐破風内、扁額の両側に向かい合った麒麟の彫刻が見えます。麒麟は仁(他人に対する優しさ)のある王が政を行うときに現れるとされる霊獣です。

キットもちゃんと麒麟が向かい合っていました。
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唐子で埋め尽くされた高欄もまず箔押しの部分と金具の部分を2種類の金で塗り分けてみました。
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それぞれこのあと彫刻の彩色に進みます。