フジミ1/80陽明門② | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

深夜の更新です。

覚悟はしておりましたが塗装が遅々として進みません。

陽明門は唐様のお手本のような建物なので、この四手先の詰組。
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実際の写真は
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肘木と斗は全て漆塗りの上、面取り部分に箔が押されているので、輪郭が金になっています。
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その上、肘木の各面には唐草の浮き彫りが施されていてこれも箔押し。

この唐様斗栱のパーツは、キットでは全面金メッキでした。しかし前回、金メッキは全て落としています。

まず下塗り。
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アクリルガッシュを使用。

続いて面取り部分の輪郭を描き込んでいきます。
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続いて唐草の部分を、まさか描き込めませんのでアクセントを入れるように金をのせていきました。
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今回、金の塗装には少し凝ってみようと思います。箔押しの金と、金具などの鍍金された色は微妙に違うので、場所によって色を使い分けます。

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上段左からクレオスMr.カラーのゴールド、ガイアカラーのスターブライトゴールド、同じくブライトゴールド。
下の段左からクレオスのスターブライトシルバーにクリアーイエローを重ねたもの、同じくスターブライトシルバーにMr.クリアーカラーのGXクリアゴールドを重ねたもの、最後がタミヤエナメルのゴールドリーフです。

陽明門の鍍金金具の色は、エナメルのゴールドリーフが一番近いように感じます。

ちなみに、先ほどの斗栱の金はMr.カラーのゴールドです。

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仮組してのせてみました。