さよなら飛雲閣→金閣 | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

長年の夢だった飛雲閣も、今の自分としては納得のいく出来になりました。

今回、はからずも飛雲閣の嫁ぎ先が理想的な場所でありまして、それが何より嬉しいのでした。

落札いただいた方に了承を得て時間をいただき、まだ少し手を入れています。省略していた裏側の突き上げ式雨覆を取り付けたり、一階池に張り出した縁下の貫を追加したり、色味を調整したり、水面の追加調整をしたりしております。

シリコンの完全硬化を待って、もうすぐ発送です。
さようなら飛雲閣。

せっかくなので、金閣と並べて夢の共演を果たしました。
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どちらともベースのサイズは同じですが、フジミの金閣が100分の1、飛雲閣が約130分の1です。
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作業部屋で今晩はじっくり眺めます。
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金閣の方は年末に作っていたものです。
金の塗装にホームセンターで見つけたメッキの輝きがするという売りのスプレーを使ったのですが、こういうものは下手すると色褪せが早かったりするので、念のため時間をおいていたのです。

これは仮置きした写真ですが、このたびはジオラマというより、インテリアとしてのあり方をちょっと探求してみました。
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ステンレス板を使っています。

島は写真から断熱材を彫刻。
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塗装して
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自作した松を植えました。
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